2018年04月19日

「MICHIO!」特集 第3弾!

 星野道夫は1952年に生まれた。生きていれば、今65歳だ。
 父親は悲惨な戦争を体験した世代。その子どもであるミチオは戦後日本が急速に発展していった時代下で、「がんばれば夢はかなう」と信じられた世代だ。
 ミチオは大学卒業を前に苦悩する…「冒険では食っていけない」。といって「俗世間では生きる喜びを見いだせない」。親友の突然の死が彼を後押しした。「人生ははかなく短い。好きな道を行こう」。ミチオはアラスカ行きを選択する。
 僕も似た体験をした。「好きな道を選ぶ」…それが人生を後悔しない唯一の道だと若い世代に伝えたい。
 ミチオは後に文章表現の力を身につけた。写真と言葉で、アラスカの自然からそこに住む人間の暮らしへと、ドンドン興味の対象を広げていった。根っからの純真さと無欲な性格が彼を助けた。「人は大人になっても成長していく」…これに僕は感動する。
 実は、人が成長するもう一つの時期がある。老後だ。労働とか金を稼ぐとかという社会的役割を終えた老後にこそふさわしい人の生き方があるはずだが、残念ながら若死にしたミチオはこれを体験することができなかった。
 今回出演する熟年者には「老後の成長」を体験してもらいたい。簡単なことだ。面白がればいい。人が前へと進み、人の幅を広げる原動力は「面白がる精神」だからだ。
 ともに面白がりましょう!
posted by ヨッシー at 09:43| Comment(0) | 第9回市民ミュージカル

2018年04月11日

「MICHIO!」特集 第2弾!

 大好きな新緑の季節。
 ただ今、5月から始まる「MICHIO!〜星野道夫物語〜」の出演者募集中だ。
 前回と同様、募集には苦戦しているようで、まだ定員の半分も応募してくれてない。意欲のある方は早めに応募していただけると安心だ。
 今回の舞台の特徴を述べる。舞台に星野道夫は登場しない。
 1992年に道夫が設立した極寒のアラスカを体験するオーロラキャンプは毎年3月に開催されるのだが、それに参加した子どもや青年たちが市川での少年時代からアラスカの果ての死まで、ミチオやミチオが関わったさまざまな人間像を演じ分け、追求し、証言し、人生を再体験していくという趣向を取っている。
 ゆえに、「いつもその他大勢かチョイ役ばかりを振られてつまらない」とご不満の方々には朗報のはず!
 今回は主役のミチオだけでも10数人で演じ分ける。その他の役を含めると主要な役どころだけでも50人に及ぶ。2日間4ステージゆえに、すべてをWキャストにするつもりだから、ゆうに100人分の責任ある配役が用意されている。ほとんどの出演者にスポットライトを浴びる出番が用意されているのだ。もちろんソロダンサーやソロシンガーの活躍の場もある。全員ダンス・全員合唱もある。大群像のだいご味もある。これほどサービス性にあふれたミュージカルが他にあるだろうか!
 縮んでいく日本の少子高齢化現象は明白で、「いちミュー」もそういつまでも続く訳でもあるまい。一期一会、先のことはあまり考えず、ぼくは今回の舞台に全力投球しようと思う。さすが星野道夫の人気は高い。観客もこれまで以上に来てくれるだろう。
 「忙しい。意欲も体力もなくなった。金も暇もない」とお悩みのあなた、「いつまでもあると思うな“親”と“いちミュー”!」…さあご一緒に、面白がりましょう!
posted by ヨッシー at 15:53| Comment(0) | 第9回市民ミュージカル

2018年04月02日

花見で無粋に署名活動!

 4月、今日から社会人!という人が身近にあまりいない。
 世相なのか私的環境なのか? さみしい。
 毎日のバカ犬の散歩で、何カ所か国府台の高台に立つ。
 房総へと連なる街並みを、「民は食えているか?」と炊飯の煙立ち昇る光景を見つめる天智天皇(古くてすみません)のような気分で眺めるのが好きだ。
 今年はそこから見る桜をずいぶん楽しませてもらった。去年は骨折でそういう心境じゃなかっただろうし、ふと「もう何度も観られないかもしれない」と一期一会を大切にしたいと思い始めたのだろう。
 昨日まであんなに主張していた桜が、今朝はもう芽吹きだした新緑の中に吸い込まれそうになっている。鶯も旺盛な鳴きぶり。時の移ろいは速い。
 31日(土)、花見で賑わう里見公園内を「赤レンガ保存」を求める署名活動で仲間たちと歩き回った。
 花見に浮かれる人たちに無粋に声をかけていくのだが、最近は「オレオレ詐欺」不安もあって気やすく署名してくれなくなった。それでも200筆近く集まった。「赤レンガを知っていますか?」というシール張り比べをしたら、9割の人が「知らない」と答えた。そんなものか…。
 とまれ、顔見知りと出会って気軽に協力を願う。断られるのが続くとしばし花を見て気分を整える。要は遊びがてらやる。終わってみれば面白いものだった。 
 公園じゅうを見渡す。饗宴に浮かれるという光景はなくなった。みんなどことなくつつましく楽しんでいる。歌も喧嘩もない。
 ここでも「縮んでいく日本」を感じてしまう。
posted by ヨッシー at 09:23| Comment(0) | 赤レンガ