2014年06月23日

市民仲間の存在

いちかわの仲間に小松ジョージという男がいます。
「荷風幻像」でジョージという名のアメリカ兵役を演じて以来のあだ名ですが、この男は役者という仕事への未練捨て去りがたく、いい年こいていつまでも定まりのない暮らしをしている馬鹿で享楽的でどこか危ない善人です。
この男が浅草の花やしきでショーに出演しているというので、励ましてやろうというよりからかってやろうという気分で、土曜日の午後、みんなに呼びかけて、見に行きました。20人くらいの市川の仲間が集まりました。
炎天下の青空ステージで、汗だくになってやっぱり馬鹿馬鹿しいショーを下っ端役でやってました。とはいえ役者たちは皆真剣、まじめに勤め上げていたのですが、「僕も若い頃はこうしたショーをアルバイトでやっていたな。幾らもらえるんだろう?」と思いながら、ステージの上と下、終演後は客席に降りてきて再会を楽しみました。
何やっていてもいい、がんばってる奴の晴れ姿を見に行ってやろうという、こうした市民仲間の優しさに心を打たれます。励ましよりもたまには浅草で遊びたいというのが本音半分だとしても(僕もそうだし、それでいいと思う)、同じ町に住んで、いちぶんネットの活動を通して出会った仲間がこういう思いで集まるなんて、やっぱりいいものですね。
終演後は花やしきの乗り物を楽しんで、屋台で飲んで、天然温泉の銭湯で汗を流して、憩いのひと時を楽しんできました。当面土日の13時から30分間やってます。
金曜日の総会で、「いちぶんネットと国際ユニバーサルアートタウンとはどういう関係にあるのか? あなた一人が騒いでるだけじゃないか!」と厳しく問われました。その通りかもしれません。もっとみんなの共通の思いになるようにしなければなりませんね。
日曜日、「月の雫」の初めての読み通しをしました。やる気満々の子どもたちの姿が目立ちました。大人たちも負けずに存在を示しています。ラストソングの「わが街市川」をみんなで気持ちよく歌えるように稽古に励みましょう。
市民活動ってほんとに楽しいですね。
posted by ヨッシー at 11:39| Comment(0) | いちぶんネット
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