2014年07月07日

腹立つ、安部

最近は土日になると雨模様、暑さも収まって市民ミュージカルの稽古には助かりますが、この後も大きな台風が襲ってくるとか、災害が心配です。
今日は、日本の政治状況について書きます。
新聞の雑誌広告では中国や韓国を罵倒する記事が並んでいます。まったくいやになります。なぜあそこまで人間としての品位をなくしてしまうのでしょう。領土拡大に走る中国に不安を覚える国民意識を反映したものでしょうが、それに乗って、国家機密法制定に続いて集団的自衛権なるアメリカの起こす戦争に協力する法律の制定に突き進む安部内閣ほど危険な存在はないでしょう。
中国や韓国に対して何一つ積極的に働きかけずに、何が「積極的平和主義」だ! 憲法9条の精神こそが積極的平和主義であって、安部の姿勢はただアメリカ親分の力に依存して周囲にガン付けするチンピラの発想に過ぎない。巻き込まれる国民はたまったものじゃない。
実は僕は9条崇拝者ではない。憲法が前文で謳う世界の恒久平和を願う高邁な精神は、日本人の民族的気質として無理だと思っている。日本人はむしろ、節操のないことで戦後の高度成長を支えてきた。高邁な精神の憲法を押し付けられ、いつの間にか自衛隊なる軍隊まで持つようになった日本は、それでも海外侵略だけはしないという形で世界の信用を得てきた。日本人は理想家ではなく現実派なのだ。戦後のそうした路線の何がいけないというのだ。強引に憲法否定路線を進める阿部政権に、市民から憲法違反の告訴が続くだろう。国民議論が沸騰する。それを見越して一気に憲法を変えてしまおうというのが、安部政権の狙いなのだろう。
中国でも日本でも、古めかしい国家主義の衣をかぶった利権政治家と支配集団が、無知な国民をあおって自らの支配力を強めようとしている。これこそが本質であり、僕ら国民の敵なのだ。
僕はもう戦争に行けといわれることはないだろうが、国家主義者どもの命令には絶対に服従しない。他国の国民とは友人になれるに決まっているが、国家主義者どもと友人になるつもりはない。
posted by ヨッシー at 14:44| Comment(0) | 未分類
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