2015年04月19日

「国際ユニバーサルアートタウン」構想 断念!

 ここ数か月、どうにも心身ともに不調だった理由の第一は、新社会福祉法人「国際ユニバーサルアートタウン」設立準備活動の断念せざるを得なかったことです。
 「市民の稽古場・拠点が欲しい」「障がい者のプロの舞台人を養成したい」と独りわめいていた僕に、「社会福祉法人ならできるんじゃないか?」と話に乗ってくれたのが社会福祉の専門家たちでした。「社会貢献重視の全く新しい社会福祉法人をつくろう!」と夢が一気に膨らんで、楽しい研究が始まりました。2年以上続きました。
 もう具体的に着手しないと夢に終わるというこの4月になって、建設資金の確保、利用者のニーズ、当面の経営資金等、重要課題の克服が全く見えてこないことに気づきました。このまま突っ走るのは危険と判断したのです。
 敗北の真因は僕に社会福祉のイメージを明確に持てなかったこと、本気でその分野に進む覚悟と気概を持てなかったことだと思います。僕自身のこれまでの人生にとっても、大きな挫折の一つになるでしょう。たくさんの方々に迷惑をかけてしまったという自己批判が僕を心身ともに悩ませていました。
 3月末を持って事務局部会で中止の結論を出し、協力いただいた方々に正式の通知を出して、やっと公言できる事態となりました。「悔しい!」と叫んでしまえば、少しは気分も楽になりますね。 
 「国際ユニバ」に期待と夢を紡いでくださった皆さん、申し訳ありません。社会福祉化の方針は敗れても、チャレンジド・ミュージカルの基本的な方向性に変わりはありません。面白いと思える内はどんどんやっていきます。「市民の稽古場建設」は今後の追及課題でしょう。
posted by ヨッシー at 18:44| Comment(0) | ユニバーサルアートタウン
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