2015年07月07日

ミッドウェイ海戦!

 女子サッカーワールドカップなでしこジャパンとアメリカの決勝戦。
 TV画面に現れた、まるでアマゾネス軍団のようにいかついアメリカチームと子どものように可愛い日本チームの風貌の違いにまず圧倒されているうちに試合は始まり、アッという間の16分間、立て続けの攻撃に日本中が呆然となった。
 アメリカで女子サッカーを楽しむ人は200万人、日本では4,8万人…この圧倒的な底力と怒涛のような攻撃精神の前に、あっけなく日本は沈没した。まるでミッドウェー海戦の敗北を再現したみたいだった(見たことないけれど)。僕自身、ちょっと最近味わったことのないくらいの衝撃を受けた。さすが、と関心した。何ごとも世界一!をめざすアメリカ人がグワッと奮い立った時の攻撃力はものすごいね。
 冷静に振り返ってみると、完全な作戦負けだった。決勝戦、アメリカは最初から一気に攻めかかろうとした。一方、日本はいつものように様子を見に行った。その姿勢の差が運命を決定したんじゃないか。アメリカは特攻精神にあふれていた。最近の日本の何ともなまぬるい感じの世相が、なでしこチームの作戦に現れている気がする。集団的自衛権をめざす安部政権の強引な手法への世論の反応と、根っ子が似ていると思う。
posted by ヨッシー at 16:27| Comment(0) | 未分類
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