日本人は夏にしか戦争を思い出さない。
日本が戦争を仕掛けた満州事変は9月、真珠湾攻撃は12月。なのに夏に思い出すのは、やはり敗戦にまつわる悲劇が大きな記憶として残っているからだろう。敗戦の苦しみばかり記憶して、侵略の責任を忘れる。情けない。どこの民族も同じなのか。
安保法案のせいで、僕も日本の安保を考えている。
中国が侵略してきたらどうするか? 僕は非暴力を貫く。その前に非暴力平和民間外交を貫く。愚かな理想主義と、鍵をしないで強盗と同居するのかと笑うやつがいるが、ともかく戦争否定が大原則なのだ。
戦争は国境を越えた庶民に無意味、権力者にのみ意味があるだけだ。「戦争に行きたがらない若者は利己主義だ。戦後の教育のせいだ」とのたまわった自民党の議員とはまさに正反対の思想だね。
非暴力を志向する国は増えている。軍隊をもたない国は30か国もあるらしい。そういう時代に向かっているのだ。人類そのものが消滅しようとしている時代に、いつまで戦争で解決しようとするのか。
そんな思いでBSの映画「父と暮らせば」を観た。これは芝居より映画がいいね。宮沢えりがいいのか。泣ける。
2015年08月05日
夏と戦争
posted by ヨッシー at 15:58| Comment(0)
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