2015年10月26日

50年という歳月…!

24日(土)、郷里の滋賀の彦根で中学校の同期会があった。もうこの先はないかもしれないと、無理して日帰り参加した。
 当時360人いた同学年で集まったのは60人ほど。見渡せば、しわくちゃのカビ臭い顔ばかりがズラ〜と並んで、みんな見事なジジババになっていた。もちろん、ごく一部を除いて、名札と顔を確認しながらでないと昔を思い出せない。
 驚いたのは記憶の不思議! 昔のあれこれを楽しく語り合ってるうちに、どうも食い違いが起きてくる。「何の話をしてんのや!?」、ついガキに帰ってわめき立てる。相手のエピソードにまるで記憶がない。僕のエピソードに相手は明らかな?モード。50年という歳月の残酷さを見る思い。
 面白い女がいた。最近プロの演歌歌手になったそうだ。歌が好きで長くインディーズ?で歌ってたのが認められて、プロを進められたそうだ。車1台に機材を積んで、自分で運転しながらあちこち歌い回っているそうだ。その名は堀絵依子、琵琶湖や滋賀の歴史を刻んだ演歌を広げているという。
 僕らは昭和24年生まれ。戦争を知らずに生まれ、すぐ朝鮮戦争の特需景気に見舞われ、その後はあれよあれよという間に豊かに贅沢になっていった世代、全く幸運で一番偉そうにしている世代、それでも決して好き勝手にというか本当の自由な生き方は身につかなかった世代・・・そんな雰囲気が濃厚な同期会の一夜だった。
posted by ヨッシー at 08:54| Comment(0) | 個人的分野
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