第8回市民ミュージカルの台本にてこずっている。
多摩川で殺された上村遼太君の事件に触発されて書き出した。日本の子どもの15%は貧困状態にあって、家に帰っても夕食にありつけずに夜の街を徘徊している子も多いという。格差社会で生まれながらの差別にあえぐ子、家庭に学校に居場所のない子、大人からの冷たい仕打ちに耐えかねて生まれてきたことすら後悔している子らがごまんといる。そういう子らを“みんな我が子”といった感じで地域まるごとの関心を深めて、支援していけないかという想いがある。
だが、こういうテーマは難しい。「市民ミュージカルだから、あまりに暗く生々しい現実を描くのはどうか」という抑制も働く。加えて悲しいかな、ボケ始めた頭脳では、明らかにイメージも言葉も劣化してきている。
とはいえ、締切りも迫っているのでともかく挙げた。後は指導者や実行委員の人たちとわいわい言いながら面白い方向を探っていくしかない。
いちぶんネットの2020年までの事業スケジュールを作成していて、ふと考えた。いちぶんネットは存在しているか? 僕は元気で活動しているか? 答えはもちろん「可」である。
ぼく自身はあまり役に立っていないかもしれないが、必ず誰かが引き継ぐだろう。理由は社会に必要とされる存在だからだ。
こういう考えを「市民協働的楽観主義的人生観」と呼ぶことにした。たとえボケても、この人生観を貫くことにする。
2016年02月06日
市民協働的楽観主義的人生観
posted by ヨッシー at 15:51| Comment(0)
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