ご無沙汰してすみません。
そして、ご迷惑をおかけした皆さん、全く申し訳ありません。
9月23日夕刻、小雨、傘をさしながら自転車を片手運転していて(皆さん、これほど危険な行為はありません。雨に濡れてもいいから絶対にやめましょう!)、自宅まで300mという真間の下り曲がり坂に差し掛かったところで、対抗してきた車と遭遇。避けようとして一人勝手に転倒。滑って転んだ右足の太ももに自転車のハンドルがガツンとぶつかってきた。僕の人生が変わった瞬間だ!
「またやった!」(2年前の酔っ払い事故)と後悔しながら持ち上げた僕の右脚はブランブランの状態。救急搬送された国府台病院から、手術を受け入れてくれた北国分の一条会病院に再搬送されて、告げられた手術日は30日。
見せられたCTスキャンの3D写真は、まるで映画「2001年宇宙の旅」で猿たちが振り回してボッキリと折れて飛び散った人間の骨だった。大腿骨粉砕骨折。病院関係者も「これだけ見事に断絶してる骨折例も珍しいわねえ!」と驚く。この写真は僕の宝物になるだろう。
痛み止めの薬が効いているとはいえ(最近の医術はほんとに痛くないように処理されるね)、全く体を動かせないまま1週間もベッドに寝たきりで手術日を待たなきゃならないのか!
運び入れられた6人部屋のベッドに横たわる人たちはすべて後期高齢者、お隣りの男性などはか細く唸りながら一日中眠ってばかりの有様。廊下越しには一日中大声で幻聴的な会話を繰り広げるおばあさんやちょっとしたことで「痛い!虐待だ!」と叫ぶおじいさんなど、終末期の人間の生々しさが暴かれる。
カーテンも閉ざした鬱屈した異臭漂う大部屋のベッドの上で、僕はまる1週間をただ手術を待つだけの時間を過ごすのだ。
幸運にも(運がいいのか悪いのか?)大腿骨以外は全くどこも異常がなくて、意識も元通りの半ボケ並みながら変わりはないだけに、この環境は辛い。
果たして僕の脳裏にどんな思いが去来するのか、シリーズでお伝えしよう。なにせ暇な病院暮らしだから3日置きくらいに覗いてください。ご期待を!
2016年10月11日
緊急シリーズ1 人生、何が起きるかわからない!
posted by ヨッシー at 08:23| Comment(0)
| 個人的分野
この記事へのコメント
コメントを書く