2016年10月16日

シリーズ3 リハビリは希望への道!

手術後は個室に映った。大部屋の環境を哀れんだ奥さんが奮発してくれたようだ。
 術後三日目からリハビリが始まった。金属のプレートと5,6本のボルトでつなぎ合わされた大腿骨の痛みは薬で抑えられていて、曲げない限りほとんど苦痛はない。
 担当してくれる若いかわいいNくんに励まされて十日ほど寝込んでたベッドから離れた。水平から縦の生活に復帰した。左足一本では10秒と立てない。使わなかったあちこちの筋肉がすっかり衰えていたのだ。
 車椅子に移る。車椅子をこぐ。初めての体験! リハビリ室のベッドに移る。Nくんが傷口周辺の筋肉を揉みほぐしてくれる。痛い。平行棒を伝って歩く。松葉杖を試してみる。あれやこれやで1時間、これだけで、すっかり疲労困憊。
 でもなんて感動的なんだろう!
 久しぶりにかいた汗が懐かしい。窓から入る風が清々しい。木立でさえずる小鳥たちが愛おしい。リハビリは命の輝きを取り戻す希望への道だ。大げさだけど、僕は心から感動した。僕の前にはまだまだ切り拓けそうな道がある。希望への道がある。
 なんとも味気ない病院食は、食物に贅沢だった僕の夕食一食分を三回に分けて出してくれる低カロリー食だ。これでリハビリに励めば、退院する頃には素晴らしく若い肉体を取り戻していることだろう。
 借りたパソコンでそれなりの仕事もできるようになった。USBで事務局との情報のやりとりもできる。テレビはニュースだけにして読書三昧の毎日だ。来年のチャレンジド・ミュージカル第11回公演の台本も書いてしまおう。念願の永井荷風物にも挑戦しよう…。
 ただ、仕事の中身は変わっていくだろう。これまでのように次から次と目まぐるしく走り回ることはないだ
 その近未来のイメージは次回のノートで。
posted by ヨッシー at 13:58| Comment(0) | 個人的分野
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