市川市長の「赤レンガの保存のための敷地取得を諦める」という表明が新聞に掲載されて、「赤レンガの保存はダメになったのか!」という声が多くの方から届き始めました。
そんなことはありません! 「保存のためだけに購入する訳にはいかない」というだけで、保存への動きを諦めたわけではないようです。
いずれにしろ、市長が県とこれまでどういう交渉を重ねてきたのか? どういう保存と再生活用プランを構想したのか? など何ひとつ市民に説明されないままに進めてきたことが極めて遺憾であるということで、
24日(火)13時、市長に対して質問状と要望書を提出し(市長にはもちろん会えませんでした)、そのあと記者会見を開いて、報道各社に会としての意見を述べました。全国紙や地元紙などたくさんの記者が詰めかけてくれて、関心の高さがうかがえました。
質問の要旨は、市はこの1年間、どんな保存再生プランを検討してきたのか? 県とはどんな真剣な交渉を重ねてきたのか? 市長は「市民と行政との協働推進」を本気でやる気はあるのか?
要望の要旨は、市長の「断念」表明を撤回して、県と保存に向けた協議を再開するとともに、協議は公開で行っていただきたいこと。また、赤レンガの保存と有効再生利用構想を創出するために、市民と行政との協働プランニングの機会を設定していただきたいこと。
31日には県知事にも同趣旨で要望書を提出する運びです。
こうした活動は実現するまで10年20年と続くもの、生かす会の会員の大半は入れ替わるでしょうが、気長に進めていきましょう。
2017年01月25日
市川市長に「質問と要望書」を提出!
posted by ヨッシー at 09:32| Comment(0)
| 赤レンガ
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