昨日「子どもシェルター」の報告を聞いた。
初めて聞いた話だが、命の危険すらある子どもが緊急的に世話になる共同生活の場(今は15,6歳の少女7人)で、弁護士・学者を中心にしたNPOが千葉で運営している。
児童相談所などの公的施設は18歳になると出て行って自立しなければならない。衣食住すべて自分で稼いで生きることを自立としている。「18歳で自立できる子」なんて、今の日本で何人いるだろうか? 都会のはざまに、「子どもの貧困」が渦巻いているのを感じる。
女子高生がセブンイレブンのバイトを二日病欠して、その分9000円余りを給与から差し引かれたとニュースで言っていた。バイトが休む際は身代わりを自分が用意せねばならないらしい。できなければ罰金を食うという。
おそらくその店長も過酷な労働に耐えているのだろう。大企業ばかりが内部留保を膨らませて、「働く者の貧困」が日本中に蔓延している。
文科省の天下り偽装が露見した。なんとも姑息な税金泥棒だ。「大学の自治」などと標榜しながら、補助金欲しさに言いなりになってる大学にも腹が立つ。そうした秘密を抱えた役人はまず国民や県民市民のための仕事などしない。内々だけで通じる仕事を処理して遅くまで残業に追われている。
日本はもうすっかり沈滞して、面倒を起こさない国になった。情報公開を進める小池さんが少しまぶしく見える。新大統領の蛮行に反発するアメリカ国民が偉大に見える。
「もう歳だな」と言い訳する僕にも責任がある。
5日は「瞼の母」の公演。11時と14時の2回。文化会館小ホール。
面白いです。観に来てください。
2017年02月01日
子どもシェルター
posted by ヨッシー at 11:09| Comment(0)
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