戦乱のアフガニスタンで、医療支援だけでは国民の不幸を救えないと、灌漑用水路建設へと支援の手を広げていた医師の中村哲さんがテロに合った。
憲法九条を掲げる日本人ならではの、一番ふさわしい形で国際支援を実践していた方だった。
生まれ変われたら、僕もこういう活動をしたいと憧れる方だった。
もう一人、もっと身近な人で、僕が市川での活動を始めた頃から大変お世話になっていた道具製作者(演出家でもあったのだが)の廻博之さんが病に倒れて不帰の人となった。
昨年の市民ミュージカル「michio!〜星野道夫物語〜」の5間×3間の大きな開帳場(坂になった舞台)を覚えておられるか? その上でカリブー役の170人が歌い踊るに耐える安全で堅固な舞台セット。あれを始めとする数々の道具をつくったり、本番スタッフとして協力してくれていた。
僕の無理な注文にも、頭を抱えながらニコニコと対応し黙々と応えてくれる、ほんとに気持ちのいい、すこぶる優秀で好人物な男だった。
昨日今日の別れの式には稽古があって出席できなかった。
廻博之58歳。悔しくて悲しくてならない!
2019年12月09日
追悼!
posted by ヨッシー at 18:55| Comment(0)
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