2007年12月01日

チャレンジド・アーツ・ネット学習会

市民が自由に日常的に舞台芸術活動を楽しみ、意欲ある人には専門家への進出も保証するような、市民舞台芸術活動の殿堂「いちかわ市民舞台芸術学校」創設を目指して、夢物語を語ってきました。

今開催している「いちぶんネット塾」はこうした構想の前段階として実施しているものですが、でも本格的な構想は、資金も膨大に必要だし、どこまで継続的に市民が参加してくれるか、まだまだ基本調査が必要です。

ところがこんなことを考えました。

障害のある人たちが成長して、中には芸術表現に能力があって、できればそうした世界で生きていけたらと考えている障害者や家族もいるのではないかと思うのです。

障害者が、舞台芸術を始めとするさまざまな芸術活動の職業化を目指して訓練し、また周囲から支援していく職業訓練所あるいは事業所(作業所)があってもいいのではないか。障害があっても、芸術活動を仕事としていく活動の拠点があってもいいのではないか、と思いついたのです。

それが「チャレンジド・アーツ・ネット」設立構想です。

障害者の芸術活動を全面的に打ち出して、国境を越えて活動を広げていく、言葉にあまり頼れない条件があるだけに、かえって世界中の芸術指導者を巻き込んで交流を広げることもできるのではないか、現に、去年コラボレーションを体験したニューヨーク・シティクラウンズは大変興味を示しています。

「障害者の芸術活動の人材育成と支援」という目標に特化することで、かえって市民文化芸術活動そのものを巻き込んでいく道があるのではないかと考えます。

福祉分野のいろいろな補助の仕組みを利用しながら、障害のある人を真ん中にした、新しい市民文化芸術活動の拠点を創出していく・・・なんだか可能性のある道筋だと思いませんか?

というわけで、その道に詳しい人を講師にして、勉強会を始めようと思います。詳細はHPに掲載しますので、興味ある方はぜひご参加ください。

ワアー、面白い!
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