4月5日(土)に、市川市民会館ホールで、チャレンジド・ミュージカル「ハクナマタタ」の活動記録の上映会があります。10時と13時。
今、恒松龍平監督の孤独な編集作業が延々と続いていて、最近では仕事をホッポリ出して、睡眠時間も削っての毎日の奮闘振りです。予算がないものだから何もかも一人でやらねばならず、恒松監督には全くご苦労をおかけしています。
ぼくも先月半ばからお手伝いをしていますが、これがまた非常に興味深い編集になっています。ハクナマタタに参加した子どもや大人たちの表情が、7月のワークショップから12月の公演本番に至るまでの時間経過で、刻々と変化していくさまが実に楽しく捉えられています。
これだけだと、できのいい、でも良くあるドキュメントですが、今回は違います。指導者やスタッフ、サポーターの努力振りが克明に追われているのが特徴です。特に学生を中心にしたボランティアサポーターの成長振りが、なんともすがすがしいタッチで鮮明に描かれています。これは評判を呼ぶでしょう。いはば障害者の文化活動を展開する際のハウツーものでもあり、学生の実践的教材にもなり、そして何より全国の障害者団体などにも大いなる励ましとなる記録です。
5 日は、試写会を通して、これをどのように全国的な上映運動につなげていくか、皆さんで話し合いたいと思います。もちろん文科省の特選も獲得できるでしょう。いちぶんネットの活動から誇りあるドキュメンタリーが誕生したことを嬉しく思います。こうなったら、なんとしても資金を獲得して、全国に情報発信していくことにこだわりたくなります。
ぜひご鑑賞ください。そして最終完成版に向けての皆さんのご意見をください。私たちの新しい武器が誕生しました。
2008年04月05日
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