14日(金)の夜、アジアンブルーの舞台記録の試写会がありました。なつかしい面々が100人ばかり集まって、互いに再会を喜び合いました。2ヵ月半しかたってないのに、子どもたちがグンと成長しているようで、なんだかまぶしいような不思議な感じに戸惑ってしまいました。
その後は飲み会に付き合って帰宅は3時。8時に起きて勤労福祉センターの会場予約。ぼくもそれなりに努力しております。
チャレンジド・ミュージカルは、昨日で稽古3日目。全員合唱に始まり、小学生のピアノ遊び、大人のダンス振り付けノアと、いよいよプチ・ミュージカルの稽古に入っていきました。
親子のシーンを再現するだけでも出演者80名。狭い市民会館ホールでは、もうそれだけで舞台一杯になってしまう。どんな振付をしても、何がなんだかわからなくなるというので、稽古後に指導者会議を開いて対策の検討。新しい方針を打ち出しました。
「どんな時に、親からダメ!といわれるか?」という質問を子どもたちに聞いてみました。正直、ぼくが内心期待していたような声は聞かれなかったけど、まあそれが当然かもしれないけれど、それはそれとして、面白い発見がありました。A君の発する言葉が聞き取れるようになったことです。ほんのちょっぴりですけど。
いつもにこやかに話しかけてきてくれるA君とは、まず握手をして挨拶。その後彼はいろいろ話しかけてきます。でもその言葉が理解できない。当て推量で返事したり、理解したつもりでいるのが、つらいときもあります。わかった振りして応答するのも返っておかしいのではと思って、「わからない」と答えたりしますが、なんともつらい気分になります。
昨日は単語だけですが、だいぶん理解できました。嬉しかったですね。要するにただ慣れればいいのだと実感しました。なんでもそうですね、慣れてしまえばいいのです。コミュニケーションの要はまずその交流の量です。社会関係の理解不足は、コミュニケーション不足が原因であり、社会的差別の根源は差別が生まれる理由などではなく、要するに多数派か少数派かというだけの数の論理です。
来週から、配役と出演シーンの区分けに入っていきます。
2008年11月17日
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