5日(金)の夜、市川市内のNPO団体20団体、30名を越える人たちが集まって、千葉県のNPO支援策に関しての会議を開きました。
向こう3ヵ年のNPO活動推進の具体的プログラムの骨子案をワーキンググループの代表から説明してもらい、その後1時間をかけて、各団体からの意見と要望をうかがいました。
ぼくの知る限り、市内のNPOがこのような形で集まって意見を交わしたのは初めてだろうと思います。200以上ある団体の1割に満たない参加ですが、その意義は大きいと思っています。
当日は、具体的な意見や要望が出て、かなり意識の高い会になりました。あちらこちらのタウンミーティングに出席してきた県庁職員も「市川はさすがだ」と感想を述べていました。出された意見と要望は、次のワーキング会議で改めて検討していくことになります。
NPOは、自分たちの活動で手一杯な状態が多いので、他の活動への関心は弱くあまり交流を持とうとしないものです。本当は市内にNPO協議会のような組織が動いていて、NPO相互の協力関係を深めるばかりでなく、市川市行政との恒常的な協議なり協働事業の推進機関が必要なのですが、現状は何の動きもありません。市川市行政もNPOに関してはさほど協働の動きを見せていませんので、NPOの結集は必要です。
ぼくはこれからの社会はNPOの活躍抜きには変革は考えられないと思っていますし、NPOが総体として大きく発展する対策を構築していくべきだ、つまりNPO社会全体を大きく発展させるべきだと考えていますので、こうした集まりをきっかけに、これから少しでもNPOが結集する形をつくっていけたらと思っています。
2008年12月09日
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