2009年02月18日

NYからクラウンがやってくる!

今週半ば、いよいよNYから、NY・シティクラウンズがやってきます。

一度共同作業をやっているし、気の置けない連中だから(正しい表現かな?)、今回もうまく行くとは思うけど、やはりお互いに緊張しあうものです。障害のある子どもたちとクラウンズがどういう出会いをして、どんな楽しい時間を共有して、どんな表現を獲得できるのか、期待は膨らみます。

セリフへの挑戦を試みる子どもたち。どんどん様になってきました。15日の稽古では、「最後にもう一回通したいけど、やってくれるかな?」と問うたら、「イイヨ!」と元気のいい声でやる気を見せてくれて、本当にうれしかったです。声も日増しに大きくなっていくし、何より自分たちの活躍の場であることを誇りに思っている姿がいいですね。

本当は、「ドラマとは別の人間になること」をもっとわかる形で挑戦したかったのだけれど、あまりに無時間がなさすぎて、それは今後の課題です。

チャレンジドの子どもたちには、あせらないで、ゆっくりと、楽しむことを大事にして創っていけば、なんだってやれちゃうと思うのだけれど、舞台づくりの現場では時間との闘いという部分もあるので、そこがむずかしい現実です。

だからこそ、もっとゆっくりと作業しあう日常的なレッスンの場が必要になってくるのでしょう。それと、勤労福祉センターの体育館はなんとも表現活動には不向きな空間でした。声がワンワン反響しあって何を言ってるのかわからないします。子どもたちも普段と比べてずいぶん落ち着きのない状態ではありました。

そういえば、チャレンジド・ミュージカルを始めた最初の頃は、市川学園の研修室を借り切って、毎回同じ稽古場で、稽古後の打ち合わせもじっくりとできて、贅沢させていただいたけど、このごろは毎回違う稽古場で、どうにも落ち着かない状態になってしまうのも否めません。

そろそろ本気で稽古場開設を考えていかねばならないのでしょう。今朝も新聞で、柏市の倉庫を借りて美術ワークショップ会場を開設した話が載っていました。最近、ぼくもあちらこちらで、「市川ユニバーサル・アーツ・センター」の話を振る様にしているのですが、すると、「あの建物はどうだ?」「どれくらいの広さがほしいの?」といった話題が生まれるものです。夢とはこうして動いていくのかなと思い始めました。

いよいよ本腰を入れて、稽古場兼作業場兼劇場兼市民事業発信の場開設の夢を振りまいていこうと思います。

皆さんも情報を教えてください。どこかに長期に貸してくれそうな土地や建物はありませんか?
posted by ヨッシー at 16:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類
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