19日(日)13時、いよいよ第5回チャレンジド・ミュージカル「サバンナ!」の稽古が始まりました。
暑い市川駅南公民館のホールには100名以上の関係者が集合、みんなの意欲の高まりも加わって一層ムンムンとした熱気の中で稽古は順調に進行しました。
今回はボイストレーニングに力を入れていきます。歌や演技など声を出す力を強化したいのは当たり前ですが、それ以前に、子どもたちに生活の中でもっと大きい声が出るようにしたいのです。
身体に根強く巣食っているさまざまな緊張を取り払えば、人間はもっと大きな声が出せるものです。
特にハンディのある子どもたちが少しでも声を大きく出すことで、自分の存在を自信を持って押し出していけるようにと思います。
モフラン氏作曲・ジャクソン氏編曲の唄を歌いました。モフランの曲はアフリカの風土と香りガ一杯、広大なサバンナに吹き渡る風さえも感じさせる魅力があります。リズムの心地よさばかりでなく、ハーモニーの美しさがあります。その曲をどのように歌い表現するか、稽古の張り合いも増してきます。
前日の上野動物園で観察した動物の生態をみんなで遊びました。今回のようなテーマでは、どうしてもライオンキングの場面がちらついて、ぼくも振り付け指導者も大弱りなのですが、ライオンキングも元はといえば手塚治虫さんのマネ。恐れることなく我々のイメージを追及するしかありません。
形態模写に終わるのではなく、動物の個性や集団的習癖、行動形態などを探る中で、新しい動物表現を打ち出したいものです。
今回もたくさんの若者たちがサポーターとして参加してくれました。この子たちを見ていると心からうらやましくなります。新鮮な活気を発散しながら、興味を深めて前へ前へと進んでいくエネルギーを、ぼくもまた吸収したいと欲張らずにはおれません。
それにしてもどこもかしこも禁煙禁煙、ちょっとした喫煙コーナーすらも設置しない会館が増えてきました。いー加減にしろ!
2009年07月22日
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