婚活演劇「がめつい奴」の稽古も第3コーナーに差し掛かっています。
ようやく出演者も揃い始め、見学者もたくさん顔を出してくれて、狭い稽古場が連日にぎわっています。借りているのは「地域ふれあい館」と以前呼んでいたJRガード下の公共の建物。釜が埼の木賃宿が舞台となるため、毎回稽古のたびに大道具の2段ベッドを組み立てねばならず、昨日などは手間を惜しんだために、稽古中にべリッと平台が崩れてしまいました。
出演者の熱意ある稽古は続いています。いろんなレベルの人がいて、いろんな発想をぶつけてくるので面白いのですが、婚活としてはどこまで成果を挙げていけるのかはまだ見えてきません。何せ、男どもが稽古後の飲み会に顔を出さない。女性と既婚者の男たちの間で人物論や人生論の花が咲くばかり。まあ、月一度最終稽古後の紺活パーティーに期待しましょう。
ところで意外な盲点に気づきました。出演者はみな独り者(家族はいても)なため、普段の付き合いの幅が狭いということ、つまり入場券を売り歩く人たちがいないということ。「家族しか呼べる人がいません」とはある出演者の弁。中には一人の客を呼べない人もいるのかもしれません。
いちぶんネットの活動の目的は簡単に言うと「友達つくり」。まさにこういう孤独な人たちに新しい人間関係の面白さを広げてもらいたいためにやっているようなもの。とはいえ、彼らに人を呼ぶ力はなく、まったく自己矛盾に陥ってしまいます。
というわけで、ぜひ皆さん、舞台を見にきてあげてください。そして彼らの婚活対象を広げてください。観客もまた婚活対象でもあります。
2010年01月18日
婚活のワナ
posted by ヨッシー at 23:04| Comment(1)
| がめつい奴
「がめつい奴」のポスターはずっと前から居間に貼ってあります。