2010年03月03日

底力が大切

バンクーバーオリンピックが終わりました。僕も賭けをして金メダル1個と予想したのですがゼロでしたね。日本のスポーツの衰退を残念に思います。

日本の教育やスポーツ、芸術予算は先進国でも驚くほど低額です。何故国民は文句を言わないのか本当に不思議です。実業団スポーツを支えてきた企業でもスポーツ部はどんどん廃止になっています。台頭する韓国や中国では、優勝者への報奨金を増額したりその後の人生を保証したりと走る馬の頭ににんじんをぶら下げるような政策を採っているそうです。それもどうかと思いますが、道具や練習費まで自分で支出しなければならない日本では、金メダルの獲得は無理でしょう。

何事もそうですが、頂点を輝かせるためには、成層火山のような底辺の広がりがあってこそだと思います。今の日本にはスポーツや芸術を日常的に楽しむ機会がどんどん貧弱になってきています。ここで僕の持論に結びつければ、市民スポーツや芸術の日常的な発展こそが金メダルを生むのです。そして民族としての活性と経済の地道な発展を保証するのです。

話は変わりますが、チャレンジド・ミュージカルに出演している石井ひろき君が書いた詩がNHKハート展に展示され、3月から年内まで全国を廻ることになったそうです。あのひろき君が詩を書いている・・・と想像するとなにやら愉快になってきます。ぜひ見て見たいなと思います。3月3日から8日まで、日本橋三越本店7階で、10時〜19時、展示されているようですから、ぜひ見てあげてください。やはり、こういう広がりの中から天才は生まれていくのでしょうね。

もう一つ、今週土曜日から婚活演劇「がめついやつ」の公演です。この中から偉大な役者が生まれ出る可能性だって、金メダル級のカップルが誕生する可能性だってありえます。こちらもお忘れなく。
posted by ヨッシー at 19:43| Comment(0) | 未分類
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