婚活演劇公演「がめつい奴」が終了しました。
舞台の出来は良かったと思うのですが、そして、出演者も全員が大いに盛り上がって意気高く打ち上げを終了したのですが、観客席はいつものいちぶんネットの事業と比べてなんとも寂しい限り、予定した満席の半分ちょっとが埋まった程度でしょうか。また赤字になってしまいました。トホホホホ・・・!
会場での舞台仕込みからゲネプロにかけては自画自賛ではありますが、まさに獅子奮迅振り。道具つくりから仕込まで、何せ経費を掛けられないのでプロ舞台スタッフを雇わず(照明と音響は会館スタッフのキルトに依頼)、演出自らが肉体労働。終わってみればあちこちに傷を負い、肉体もガタガタ、老いの情けなさを実感しました。
「仕込みってなんですか?」「暗転って何ですか?」と聞いてくるような出演者を統率して、素人舞台監督の北川さん始め市民スタッフも良くがんばってくれました。今後本格的に養成していけば、舞台のすべてを市民が担うことも夢ではなくなってきました。
会場のグリーンスタジオも演劇公演が定着してきたようです。これまで無理だった入場料の徴収も舞台空間の改善も、これまでのいちぶんネットの働きかけが一定の影響を与えたのではないかと思います。今後は今18時になっている閉館時間の延長が実現できれば言うことありません。
さて婚活の成果は・・・? 「男ドモに魅力がない」とは、参加した男たち自らが稽古中にぼやいていた台詞で苦笑するばかりですが、バレンタインデーのパーティーは結構盛り上がったし、何より共に芝居を創りあげていく同志愛のような気運がみなぎっていったのはうれしいことです。皆本当にいい表情をしていました。これが何よりの成果です。「誰かと誰かが付き合っているようだ」といった、今後もっといい情報が入ってくるのを期待しましょう。
仕込みやバラシにもたくさんの仲間が手伝ってくれました。そして熱心に見ていただいた観客の皆様にも熱く感謝申し上げます。
さて、しばし休憩の後、市民ミュージカルの幕開けです。絶対赤字にならないようにしなければ!
2010年03月10日
婚活演劇終了
posted by ヨッシー at 00:12| Comment(0)
| がめつい奴
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