アイスランドの火山が噴火して、ヨーロッパ中の流通が麻痺しているようです。ゴールデンウィークのヨーロッパ行きがキャンセルになるなんてのんきな嘆きを言っている場合じゃない、もっと大きな危機に発展するのではと案じられます。世界恐慌の可能性もありますよね。
話し変わって、今引きこもりや鬱の人が驚くばかりに増えていますね。そこまで行かなくても、電車の中では皆一様に携帯ゲームやインターネットに没頭しているし、「つぶやき」などというバーチャルな、それも短いありふれた語彙だけで交流しあって分かり合ったつもりでいる姿などを見ていると、人間がどんどん卑小になって、内に閉じ篭ってエネルギーを溜め込んでいる気がします。そうしたエネルギーがいつどういう形で噴火してしまうのか気がかりです。
絶望してばかりもいられません。だからこそ市民が芸術文化を通して自己を解放していくことが改めて大事だと思うのです。来週からいよいよ市民ミュージカルの稽古に入ります。とはいえこちらも参加者が減少、こういう規模での事業はもはや時代に合わなくなったのでしょうか? でも、規模は小さくなっても面白さの追求は変わりませんから、今回の活動を通して改めて検証しつつ、新たな展望を打ち出していきたいと思います。
なにやら不安げな内容になってしまいましたが、ぼくは絶望とは無縁です。少なくともその意思を全うしたいのです。絶望は生命の本質ではありません。希望こそが本質です。
2010年04月21日
今年は大変な危機に?
posted by ヨッシー at 21:31| Comment(0)
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