ゴールデンウィークの最終日の9日、市民ミュージカルでは大人ばかりが集まって、第2次配役選考が行われました。
台本に沿って、さまざまな取り合わせで配役していって、その適合振りを見ていくのです。欠席者は数名程度、皆さんとても熱心なのか、それとも外に遊びにいくお金がないのか、12時から17時まで、机にかじりついたまま緊張したオーディションが続きました。
さすがに何度か体験したリピーターの方々が上手になっているのは嬉しいことです。特に、市民劇団七福神などの演劇公演で鍛えられている人たちの上達は驚くべきものがあります。でも上手だからっていい役が配られるわけではありません。そこがオーディションの難しい所です。
初めに台本のテキストレジーが1時間ばかりありました。上演時間がこのままだと3時間を越える予想のため、カットを中心に台本を切っていきます。演出者は1時間しゃべりっぱなし。近頃すぐ口が乾いてしまうのは、悲しいかな歳のせいでしょう。以前は高らかに響いた高音も今ではかすれるばかりです。老いゆく愁いは枯葉とともに身につまされて・・・永井荷風の心境です。また愚痴になってしまいました。
ところで稽古終了後は、皆さんどうしていらっしゃるのかしら? 稽古後の飲み会ほど楽しいものはないのに、多分皆さんもそういう機会を望んでおられるだろうに、みんなまだ知り合いも少なく、「飲みにいきましょう!」と音頭とってくれる人も現われないでいるのでしょうか。僕など、気持ちのいい夕方ともなれば皆でビールを傾けたくて仕方ないのに、終了後はいつも指導スタッフとの打ち合わせ会議、あまり飲みたがる人もいないので、誰か、どこで飲んでるかといった情報を入れてくれればいいのに、と恨みつつ、一人寂しく帰るばかり。早くそういう楽しい機会が現われることを望みます。
2010年05月13日
第2次配役選考は続く
posted by ヨッシー at 00:24| Comment(0)
| 第5回市民ミュージカル「シネマ・ミュージカル」
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