4日は1幕前半を通して追っていきましたね。思えば皆さんうまくなりました。以前は初回の稽古ではとてもああは進行しなかったものです。上手な方下手な方はいても、出演者一人ひとりが自分の役どころを一生懸命演じようとしていました。
ワールドカップは一つの教訓を与えてくれました。世界の(数歩前の)厳しい実力を見せつけられて本気で立ち向かおうとする時、チームに驚くべき成長が起きるということ。比べて、伝統という看板にあぐらをかいて仲間内のなあなあの勝負に明け暮れてきた大相撲の堕落振りはどうでしょう。
仲間内で楽しく交流しあうことも価値あること、世界の頂点を見つめて努力していく価値も大事、この二つの要素をうまく解け合わせて、みんなで世界の頂点を目指して努力していく方法論はないものでしょうか(別に世界の頂点になる必要はないのですが)?
僕は「ある」と信じています。生活や家族や仕事を大事にしながら、一人ひとりの市民が自分の可能性を最大限に引き出していく作業を通して自己肯定感を確立していくこと、自分たちの視点を数歩前に転じてそれを世界に向けて発信していくこと、その喜びを知った市民仲間が世界中に満ちて交流していくこと、これが世界の平和を獲得する現実的で有効的な方法論だと思っています。
「市民芸術を通して世界平和を築こう! 市川で世界市民芸術祭を開催しよう!」・・・一笑にふされがちな大法螺ですが、市川からそれを発信したいと僕は夢見ています。
それにしても日本のサッカー関係の連中が、「選手は世界のチームに進出せよ」としかいえないのは残念です。ちがうだろう? 国内のJリーグを真剣な鍛錬の場とすべきだろう?
2010年07月05日
市民芸術の可能性
posted by ヨッシー at 16:54| Comment(0)
| NPO、市民活動
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