参院選が終わって、民主党と自民党が並んでしまいましたね。どちらも消費税増税路線を打ち出している訳だから、これで政策化されてしまいます。経済の先行き不安と消費税増税とが絡んで、日本はどうなっていくのでしょうか?
それはさておき、市民ミュージカルの稽古も、演技と歌とダンスが絡み合って、どうやらミュージカルの稽古らしくなってきました。一幕が一通り通せただけですが、とても面白くなりそうな予感です。
今回は演技を担当する人たちの数が増えると同時に、歌やダンスでも皆それぞれの個性を発揮して、熱気あふれる雰囲気になっています。
そして、稽古終了後の夜などを利用して、自主稽古が遅くまで盛んになってきました。毎公演ごとに、決められた稽古時間だけでは不安になる人たちが自主稽古を始めるのが恒例になっていますが、これまでは歌やダンスが中心でした。今回は演技から始まったようです。
昨夜も稽古後のスタッフ会議が終わって、顔を出すと、まだ自主稽古をやっていました。その熱心さに脱帽です。
一方で、「合唱団として参加したのに、ダンスをやらされて不安だ」という方がいました。歌って踊って・・・今までやったこともないことに挑戦させられて不安になるのは当然ですが、それが挑戦であり創造です。表現を通して自分の壁を一歩乗り越えていくことになるのです。不安だからやめておくのではなく、新しい自分の可能性を発見するために欲を出してほしいと思います。指導者側も協力します。工夫もします。
遅れている作曲作業の残り1曲が揃えばCDにして出演者にお渡しできるでしょう。そうなるとますます創造的雰囲気は高まってきます。稽古場でも、稽古後のグループごとの自主稽古でも、家事の合間でも、通勤の行き帰りでも、シネマ・ミュージカルの音楽が耳にこびりついてはなれなくなってきます。まさにミュージカル漬けの暑い夏となっていくことでしょう。
とはいえ、気をつけなければならないのが、燃える人は燃える、乗れない人たちは後退気味になるという事態、稽古場での二分化という事態を産み出さないことです。人生でめったにない自己表現のせっかくのチャンスです。出演する全員が意気高く舞台表現を楽しんで達成感を獲得するために、各グループの中から自主的なリーダーが生まれてきて、みんなをいい雰囲気に巻き込んで行っていただきたいと思います。
200人の燃える夏となりますように!
2010年07月12日
自主稽古始まる
posted by ヨッシー at 18:50| Comment(0)
| 第5回市民ミュージカル「シネマ・ミュージカル」
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