夏の3連休で高速道路は渋滞というのに、我々は2日連続のミュージカルの稽古三昧でした。余分なお金を使わなくて済んだのだけれど・・・
稽古はどうにか、最後のシーンまで乱暴に行き着けました。これからは、細部をどんどん詰めていかねばならないし、お客に感動を届けるためにもどんどん上達していかねばなりません。衣装や小道具も決定していかねばならないし、何よりお客を呼ぶためのチケット売りまで力を入れていかねばならない・・・ならない、ならない、ことが連続して、心も身体もどんどん追いつめられた感じになっていきます。
この辺りから「何もそこまでしなくても・・・」という感情がよぎることもあるでしょう。僕などは忙しくなればなるほど燃え上がっていくタイプですが、またそれが楽しくてこんな仕事をしているわけですが、みなが皆そうだとは限りません。でも一つのことに夢中になる時間があってこその人生の楽しみです。この先の大変さを乗り越えた後の達成感の喜びをぜひ全員で味わいたいものだと願わずに入られません。
19日、国府台の旧千葉県血清研究所内にある赤レンガ建造物の登録文化財申請の可能性についての学習会がありました。文化庁で働いていた方を講師にお招きして、市会議員も混じって稔りある学習会になりました。
赤レンガ保存の活動も広がりを見せています。僕は、この施設を「市民芸術センター」にしたいという夢を描いています。稽古場に見られるとおり、市民の芸術エネルギーは底知れないものがあります。そして、一人ひとりの市民の文化的ニーズやエネルギーで(文化力と呼んでもいいでしょう)互いに発信・交流していく社会が世界の中心となると思います。
稽古場での市民エネルギーの爆発が世界の平和と調和とを保証していく実験場となっているのです。大法螺のなんと愉快なことでしょう。
2010年07月21日
熱く燃える日々とともに・・・
posted by ヨッシー at 14:56| Comment(0)
| NPO、市民活動
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