2010年10月06日

ヒデとエリピョン、結婚しました!

10月2日(土)、事務局員のヒデと保育士のエリピョンが結婚式を上げました。おめでとうございます。

和やかで楽しいいい結婚式でした。僕の甥っ子や姪っ子もそうですが、今の若者たちはずいぶん式に凝るんだなあと驚きました。どうせ親掛かりでしょうが、かなり豪勢なもので、一世一代の晴れ姿とはこういうことを言うのでしょう。結婚式を挙げようとも思わなかった僕からすれば、二人の家計収入のか細さを知っているだけに、「おい、いいのか?」と余計な心配をしてしまうのを否定できません。

ケチをつけるのが本意ではありません。誤解なく。
NPO活動は儲からない、金とは無縁だということを前提に僕などは活動を始めたわけですが、どんどん若者に参加してきてもらいたいし、若者はまた僕とは違った考えと発想で人生を見据えています。そうした価値観の違いを組み合わせて、どういう方向に向かうべきかを考え直すキッカケになったというのが正直な感想です。
NPOを事業として発展させようとすると、これまでボランティアを当然視してきた人たちから批判が出ます。しかも、実際のところ事業にもなり得ない現実があります。

でも僕は市民芸術活動を立派な事業にしていきたいと願っています。それが地域貢献と経済活性化、果ては国際平和につながると、これからは必ずそういう時代になると展望するからです。「芸術の社会的役割」を本当の姿に変えていこうと思う個人や団体がいつまでもボランティアや低収入に甘んじていてはいけません。
式場の隣りでは東京ディズニーランドの壮大な光景が広がっていました。あれも企業戦略に徹した文化事業の一典型です。「なにくそ、いつかこれを追い抜いてやる!」と発奮しても、それを担うのはヒデのような次の世代となるのでしょうか。

でもいつか、事務局で働く者の当たり前の生活を保障できるぐらいの経営にはしたいものです。ヒデとエリピョンの「あの日が人生最良の日だった」とならないように、ぼくもヒデも奮闘していかねばなりません。
posted by ヨッシー at 09:54| Comment(0) | 未分類
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