チャレンジド・ミュージカル「サバンナ2!」は本番まで1ヶ月、来週幕開きのシーンを稽古できれば、いよいよ通し稽古です。
昨日は、1時半から6時まで、みんなと一緒に汗を流してこちらはヘトヘトだというのに、子どもたちはまだ最後のダンスにも余裕いっぱいという感じ。初演当時の稽古から見ると体力の増強と集中心の高まりには目を見張る思いです。「面白い」と感じる活動は疲れを忘れてしまうものなんですねえ。
今回の公演を完成させて、それを呼んでくれる町に出かけていって上演しようという「出張公演」計画、「呼びたい」と声をかけてくれる町も増えてきました。
というわけで1ステージあたりの上演経費をシュミレーションしたら、やはり100万円近くになってしまいました。舞台専門家やスタッフ経費、仕込み費や出演者の交通費などの経費を計算してみたらどうしてもそうなってしまいます。
呼ぶ側の立場になってみれば、1500円の入場料で600人動員しても収入は90万円。会場費や制作費、公演収入などを考えれば、こちらに支払ってもらえる費用は50〜60万円でしょう。
双方、助成金などを開拓するにしても、赤字になってしまえば実現の可能性はなくなるわけだから、経費をどこまで下げられるかが「出張公演」実現のカギになります。
みんなの頑張っている姿、面白い活動がこんなにも生き生きと人間を輝かせるのだという姿を、他所の街の人たちに見てもらいたい。そしてどんな街にもこうした活動が生まれて、面白い楽しい町をつくっていってもらいたい。と願っての出張公演ですが、やはり実現はそう容易ではありません。
だからといって、決してめげないのがヨッシー式楽天主義。みんなと良く相談しながら、何とか実現の方向を探っていこうと思います。今回は県内のいろいろな団体にも観劇のお誘いをするつもりです。大いに感動してもらって、呼んでもらいたい。そのためにはもっともっと面白い舞台に仕上げていく必要があります。
これが限界だと自分で自分を決め付けてしまってはいけません。これくらいでいいやと自分の力を出し惜しみしてはいけません。ぼくらには信じられない可能性がまだまだ秘められているはずです。
2011年01月25日
出張公演
posted by ヨッシー at 00:00| Comment(0)
| 第6回サバンナ2
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