まずはご報告。出産休暇中の事務局長の萩原友紀さんに第三子が誕生しました。万愛(まちか)ちゃんといいます。少子高齢化に悩むこの国にあって三人の子沢山、まさに表彰物です。また、新婚の事務局員のヒデ君宅には6月に出産予定だとか。めでたいめでたい。生れいずる子たちに幸多かれと願うばかりです。
先日理事会がありました。そこでの議論のご報告をします。
いちぶんネットは今年結成9年目、NPO法人化8年目の活動に入ります。市民ミュージカルやチャレンジド・ミュージカルを始め、演劇公演を含むいろいろな話題づくりに奮闘してきました。市川市民の芸術文化活動に対して一定の貢献を果たしてきたことは確実です。理事会でも「良くやってきた」と確認できました。
ただ、NPO法人化を目指した頃の真の目標は、市民芸術文化活動を推進することで市川を文化的で豊かな街に変えていこうと望んだこと、そのための強固なネットワークを築いていこうと意気込んだはずでした。
その高邁なうぬぼれ的な発想からすれば、今やっていることは、いくつかの新しい市民舞台芸術を立ち上げ継続しているというに過ぎません。
「ネットワークと名乗る以上、さまざまな市民活動に対してもっと強力な支援に乗り出すべきではないか?」「稽古場や発表に機会に恵まれないサークル活動に具体的な支援をすべきではないか?」「市川という町をもっと楽しい文化豊かな街にしていくために、果たすべき役割があるのではないか?」といった課題が論議されています。
いくらデカイことを言っても、所詮は資金不足に悩む弱小NPOに過ぎないいちぶんネットですが、ただ自分たちだけの活動に四苦八苦していただけでは、NPO法人としての存在価値は少ないでしょう。
というわけで、そろそろこの辺りで自分たちの現状と課題を再検証する必要があるだろうということになりました。
フォーラムなりシンポジウムなりの形式をとりながら、多くの皆さんの意見を吸収して、また全国の先進事例などを学びながら、いちぶんネットのこの先十年の課題と展望を浮かび上がらせていきたいと思います。
私たちは、市民がもっともっと面白い人生を送れるように、私たちの町がもっともっと面白い街になるようにと願っていたはずですから。
2011年02月03日
いちぶんネット結成8年目
posted by ヨッシー at 13:46| Comment(1)
| NPO、市民活動
全国展開を考えるのであれば、運営は市民の領域を離れて外部人材を登用することも考えては、いかがでしょう。