日時 6月12日(日) 15時〜〜16時20分
会場 市川市文化会館ローズルーム
入場料 無料
前口上
ありがとうございます。ありがとうございます。
皆様のおかげをもちまして、ご当地初お目見えの一座、
こうして幕をあげることができました。
心より、御礼を申し上げます。
さて、当日の初狂言、
井上ひさしの名作「雪やこんこん〜湯の花劇場物語〜」。
とはいえ、真実は、ただの演劇ワークショップの一部上演発表でございます。
へたの横好きの市民役者23名が「たまには私も目立つ主役を演じたい」とばかり、
同じ役を次から次と交替して演じてまいります。
その上、リーディングドラマですから、大道具も小道具も照明・音響もなく、台本すら手放しません。
というわけで、お付き合い願うお客様こそご迷惑、
誠に申し訳ありません。
とはいえ、入場料は頂きませんし、一生懸命演じますゆえ、
これからの一時間余り、よろしくお付き合いくださいますよう
座員一同になりかわりまして
オン願い、(チョン)、奉ります。
さて舞台の説明です。
時は、敗戦の傷どうやら癒え始めたかと思われる昭和二〇年代の終わり。十二月の半ば。
所は、北関東のさる湯治場にある芝居小屋の古ぼけた楽屋。
先日来の激しい吹雪が吹き止まぬ中、
今夜と明日の二日間の興行を立ち上げるべく、
旅の一座「中村梅子一座」がやってまいるところから始まります。
舞台上手は湯の花劇場の本舞台、奥が袖口、前が花道への出口、
舞台下手奥は、小屋主の佐藤旅館の母屋に通じております。
そして舞台下手手前が、この楽屋への出入り口となります。
外はビュービューと吹雪いております。
役者が板ついてまいります。
では、とっくりとお楽しみくださいませ。
(退場、同時に役者板付き)
チョチョチョチョ チョーン!
2011年06月05日
いちぶんネット演劇ワークショップ発表
posted by ヨッシー at 19:57| Comment(0)
| いちぶんネット
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