2011年06月25日

0,46

今月22日、市川市西部のじゅんさい池での1センチ高の放射線測定値が0,46マイクロシーベルト/h を記録したと市のHPで発表されました。
市川市では最高の数値です。この数値にどんな意味があるかわかりませんが、普段散歩で利用する者としては心配な数値ではあります。
企業の楽天が電力会社重視の経団連から脱退したというニュースが入っています。 
ぼくは原発事故に対して、素人ながら「それ見ろ。だからいったじゃないか!」という立場です。死に至るかもしれない技術を経済至上主義で、そのための安全神話をばらまいて、金で反対意見を沈黙させて、強引に秘密に推し進める権利は権力者ドモにもないと考えています。
今後可及的速やかに原発政策を変換していくべきは当然です。
「原発がないと日本経済が立ち行かない」なんてのはデマゴギーです。電力政策を変換すれば、今後数年単位で今の原発分の電力など、自然エネルギーで代換できるはずです。
一つ気になるのは、原子力開発にかける技術をこのまま捨て去っていいものかという疑問があります。原子力という危険な対象物を研究して利用しようという技術そのものは、人間の英知の賜物であって、やはり大事な精神だと思うからです。
とはいえ、今報道されている汚染水を除染するアメリカ製やフランス製の技術ですら、なんと頼りないものかと飽きれかえるばかりです。これまで何も実践的に使われることのなかった、いはば机上理論で組み立てられた技術ですから当然といえば当然でしょうが。1週間後、汚染水が海に流れ出したらどうなることでしょう。
いずれにしろ、こうした壮大な営みを一部の権力者どもに独占させていてはいけません。我々の命を日本民族の命をきゃつらドモに左右させてたまるかという思いが強烈です。
今後あらゆる立場からの学習会や問題提起が巻き起こることでしょう。ぼくら市民の一人ひとりが自分たちの問題として学んでいかねばならないと思います。
大事なことは、日本人の一人ひとりが、国家的な政策課題をこれまでのように権力者に一任して目をつぶる姿勢をやめて、自分で判断していく力を身につけていくことです。判らなかったら学べばいい。専門家とは知識を独占することではなく、広く市民に理解できるように教えていく立場のものを言うのです。
posted by ヨッシー at 18:27| Comment(0) | NPO、市民活動
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。