2011年10月12日

大泥棒ブンたちの活躍

近頃起きた爽快な事件を二つ。
今年のノーベル平和賞が三人のアフリカ人女性に贈られたこと。
内乱と暴力が打ち続くアフリカの貧困国で、ついに立ち上がった女性たちが取った戦略が「戦争や暴力に走る亭主や交際相手の男とのセックスを拒否する」というセックス・ストライキ。まるでギリシャ劇を見るような展開だが、日本人と違って断然肉食系の多いアフリカの男に対しては見事に有効な戦略だと想像する。
「これからは女性が中心となった非暴力の革命が主流となっていくだろう」と、権力を握る男たちの暴力や迫害に対抗していく女性たちに大いに声援を送りたい。ノーベル賞健在なり。

資本主義の本拠地ニューヨークのウオール街で起きた貧困青年層の格差抗議デモ。
東西冷戦が終結して、今や世界は資本主義の一人舞台。人間の暮らしの弱みに付け込んで銭だけをやり取りしてもうけ放題の金融資本家どもに対して、猛然と抗議行動を開始しだした。
大体アメリカなどは軍産複合体と称して、資本家と軍人と政治家と学者どもが一丸となって癒着し合っている。流行のイスラムテロだって元凶はあいつらが産み出したようなものじゃないか。石油利権を求める不法な戦争さえ起こさなければ、イスラムはもっと素朴な世界を維持していたはずだ。

それにしても日本人の鈍感さはどういうことだろう?あれだけの原発事故が起きたというのに、もう原発再開に奔走している。東電が政治家やマスコミを金で抱き込んであれだけの癒着振りを見せたというのに、また同じ政治家を選ぼうとしている。「我慢強い」なんて嘘だ。「卑屈」なだけだ。大泥棒ブンは日本にはいないのか!
posted by ヨッシー at 21:26| Comment(1) | 井上ひさし顕彰市民公演
この記事へのコメント
こんばんは
今日もまた、可愛い、だけど一筋縄ではいかないパワー全開のちびっこギャングたちと格闘してきました。ヘトヘトです。
で、何気なくブログを覗いていたら、ヨッシーさんのお返事コメントを発見!
ありがとうございました。テンションあがりました!!ヨッシーさんも、めんどくせぇ…と思われたりなさるんですね。ちょっと安心してしまいました。
だって私は、日々「めんどくせぇ」ことだらけなので…。
教師として、子供たちのためにもっともっと時間を遣いたいのに、実際はそうでないことに費やされる時間がかなり多い毎日。何かが違うと思っても、結局、何も変えられないまま現状に耐えるしかない自分。
確かに、我慢強いのではなく卑屈なだけなのかも…
ガツンと一発やられた感じです。
で、すっくと立ち上がって拳をあげることもできないので、せっせと手書き学級通信を書き、私の思いを届けます。

ヨッシーさん、これからも発信し続けてください。
Posted by 紀子 at 2011年10月14日 01:12
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