2011年10月25日

12周年記念公演「いちかわ市民ミュージカル」

昨夜、来年の第6回いちかわ市民ミュージカルの実行委員会準備会がありました。
まず決まったのが、実行委員長代行に買場都明さん。
ついで、作品の内容。
来年は市民ミュージカル創立12周年、市民の力でよくも持続・発展してきたものだと思いますが、そして名実ともに「日本一の市民ミュージカル」だと自負しても間違いではないと思うのですが、一方では、年々増額する制作予算、広い稽古場の確保の困難さ、大人参加者の増加の一方で子どもの参加数の減少、公演目的の希薄化や参加者意識のばらつき、などさまざまな課題も浮かび上がっています。
このあたりで一度「いちかわ市民ミュージカルとは何であるか?」を検証し直すために、過去の作品を再演することになりました。
というわけで、皆さんの再演希望作品を伺った所、最終的に第1回公演の「いちかわ・真夏の夜の夢」と第2回公演の「手鞠うた風にのって」が同数になりました。
第1回公演は、演技経験もなかった市民が緊張のまま初めての舞台を体験した、まさに市民ミュージカルの出発点となった作品。その後段々と色濃くなっていく作者のメッセージ性よりファンタジーの素朴な面白さがあり、音楽も秀逸だったという評価があります。
第2回公演は、宮久保の袖掛けの松を素材にして、市民ミュージカルが「わが街市川を常に素材にして、市民芸術文化活動をまちづくりにつなげよう」と目的を明確に定めることになった作品。最後の狐の嫁入りのシーンが圧巻でした。
最終的には演出者である僕が選択することになりましたが、改めて、一人一人いろんな思い出と絡み合って、作品は記憶されていくのだなあ、そういう作品は幸せだなあ、と思いました。
皆さんはどちらの作品に思い入れがあり、またもう一度再演したいと思いますか?
もちろん、改訂決定版を目指して、すべてを新しく創り変えていくことを前提とした上ですが。

posted by ヨッシー at 19:37| Comment(4) | 未分類
この記事へのコメント

はじめまして。

手鞠のほうを頑張ってやりたいと考えています。
Posted by ゆか at 2011年10月26日 06:37
「夏の光」から参加したので「夏の光」がよかったんですけど、DVD見たら「手鞠・・・・・」の狐の嫁入りダンスがよかったので「手鞠・・・・・・」がいいかな。
Posted by ヒビキ at 2011年10月27日 19:08
過去に、参加も観賞もしたことがないのに、コメントするのは、失礼かもしれませんが…。
市川は、大学時代に過ごした街。大好きな散歩コースももう忘れてしまいましたが、名所・旧跡や伝説が、数多く残る素敵な街ですよね。
狐の嫁入りダンス、拝見したいです。
市民ミュージカルのことを知り、三十年ぶりに市川に訪れるきっかけができ、わくわくしています。
あの頃の街並みとはずいぶん変わっていることでしょうが…
変わらないものもたくさんあるはずですから。

皆さん頑張ってください。
余談ですが、中学時代、真間の手古奈の伝説の歌劇を文化祭で上演したことを思いだしました。
Posted by 紀子 at 2011年10月29日 19:43
吉原さんお久しぶりです

私は手鞠から参加していたので

また再演するなら手鞠がいいと思っています

手鞠の頃の感覚はまだ忘れられません
もう一度あの頃の感覚を
体感したいと思っています

Posted by 伊藤 秀花 at 2011年11月01日 16:56
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