2012年05月13日

祈願式

13日(日)10時、白幡神社にて「手鞠歌風にのって」公演の成功と安全を祈願するお払い式が行われました。
晴天の下、30名ほどが参列しました(写真は市民ミュージカルHPに載っています)。
舞台公演を始める前に、素材となった地にお払い祈願に伺うのは恒例行事となっていますが、今回は地元の宮久保自治会や商店街の方々の熱心なご協力の結果として白幡神社の宮司さんのご出席の形で実現しました。儀式も厳かにまたにこやかに進行し、心温まるとてもいい時間を共有できました。本当にありがとうございました。
井伊大老の孫が市長をしていたような保守的な町で育った僕は古臭い町とその人間関係を毛嫌いしていました。一日も早く都会へ飛び出したいと願っていました。「故郷放棄」は高度経済成長のあの時代に都会へ若者を集中させるための戦略でもあったのかもしれません。
いつの間にか市川市の住民となった今、僕は「この町で市民文化を築いていこう!」と呼びかけています。そして、都会砂漠と化したような希薄な人間関係を築き直すために、地域関係を見直すようになっていきました。
今回ご協力いただいた宮久保自治会の方々のご尽力振りを拝見して、そのほとんどが退職した人たちのボランティアで支えられているのですが、子どもからお年寄りまでも巻き込んで、地域の生活環境や人間関係をよくしていこうとする活動の大切さを実感できました。
一人で生きていきたいと願うのも人間なら、家族や隣人との共存を願うのも人間です。自己を主張する人間を押さえ込んだり改革を阻止したりする保守性は拒否しますが、やはり周りの人たちと協力し合って生きていくことは大事です。老域に達した僕もそうした活動を少しでも担っていこうと思います。
posted by ヨッシー at 19:01| Comment(0) | 第6回市民ミュージカル
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