10日(日)は南行徳公民館での稽古。多目的ホールが借りられなくて、狭い視聴覚室に160人の出演者がまさに芋の子を洗うが如くのすし詰め。指導者も出演者も全くかわいそうな稽古になりました。それとて誰も苦情を言わず、みんな遅くまで熱心に歌とダンスの稽古をこなして、涙にじむほどに素晴らしい光景を映し出してくれました。
幼児による子ギツネさんたちの稽古も始まりました。その後は子どもたちだけで「わらべ歌」遊び。遊んだことがないという子も多くてビックリ、初めての体験に嬉々と輝いています。「わらべ歌」遊びが忘れ去られてしまうのは本当に寂しいですね。日本文化の崩壊です。
稽古後、僕はすぐに別の会合に出席。「障害者や市民の芸術活動の拠点づくり」構想に賛同してくれる人たちとの話し合いです。詳しいことはまだ公表できませんが、設立構想が盛り上がっているのです。とてつもない資金が必要でぼく自身が躊躇してしまうのですが、そこは蛇の道のヘビの専門家たちの集まり、社会福祉事業や国際交流事業と関連付ければ何十億という資金獲得も可能だと、やたら大きなハッパを掛けられました。
これまでも周りの人たちと構想を話し合っていましたが、小さな市民団体だけでの話し合いではなかなか前へ進みません。思い切って大胆に分野や業界の壁を越えてネットワークを広げていくことが大事だと痛感します。今回はひょんなことから構想が燃え立ち始めて、芸術界や福祉界、企業や外国政府までと努力次第ではとてつもない広がりが持てるかもしれません。もちろん今は話だけのことですが、たとへ一つの具体的構想が中座したにしても、構想の本質は大きく確かに膨らんでいきます。そうした夢事業に現を抜かす人間たちのエネルギーが新しい人間中心の社会を切り開く力となっていくのだろうと思います。
夢とはそういうもの、昨夜は何とも愉快な会合と酒談義になりました。
2012年06月11日
まさに芋の子を洗うが如く!
posted by ヨッシー at 14:13| Comment(1)
| チャレンジド・アーツネット
ヨッシーさんのぼやきも結構好きですが、夢を語る熱さは、さらにかっこいいです。
一つの出会いで何かがつながり、そのつながりがさらなるパワーを与えてくれる…そして、そのパワーがまた新たな出会いを呼ぶ…
ヨッシーさんの夢とは大分規模が違うけれど、そんなことを実感していた今日この頃でしたので、コメントしてしまいました。
梅雨の鬱陶しい季節、ご自愛ください。