稽古が終わりました。
2日連続4回の通し稽古は、やる度に出演者の「気」が高まって、どんどん良くなっていくのを目の前にして、僕の心は震えました。やっとこれで、堂々とお客様と勝負できます。
稽古終了後に多くの出演者たちが泣いているのを見て僕の目も潤んでしまいました。
5月から、他の楽しみは何もかも我慢して稽古に燃えた4ヶ月、あれほどちゃらんぽらんだった子どもたちもずいぶんたくましくなりました。大きな声も出ました。登場人物が乗り移ったかのような豊かな表情にもなりました。稽古中のいざこざを自ら解決しようとする姿勢も生まれました。これを成長というのでしょう。
大人たちの魅力といったら限りがありません。本当に楽しい仲間ができました。「子どものため」と参加してきた大人たちが、いつの間にか「自分のため」に稽古にのめりこんで行きました。何という輝きでしょう。文化人の誕生です。
一方で、「客が少ない!」と事務局が悲鳴を上げています。隙間風の吹く客席ではせっかくの感動が流されてしまうだけでなく、そのまま赤字となって市民ミュージカルの存続に関わる大問題となっていきます。本当に「いい舞台」を創り上げる努力に何の苦痛も感じないのですが、赤字ばかりは気力をすべて打ち破りかねない魔物です。こんなにお金をかけない舞台も創れはするのですが、皆さん自身の要望も高まっていくのは事実ですし、この先どうしたらいいかは公演後の実行委員会の大きな討議課題です。
さあ、いよいよ本番です。ホールに入る前に、もう一度台本を読み直しましょう。登場人物になりきった目で自分のセリフを見直すのです。その場の大きなテーマに沿って、自分のセリフがどういう意味を持つのかに気づいてください。そして残りの4日間、これまでの努力を一気に花開かせる集中と執着と陶酔の日々を送りましょう。人間万歳! お客様万歳!
2012年08月27日
熱く暑く燃えた4ヶ月!
posted by ヨッシー at 11:15| Comment(2)
| 第6回市民ミュージカル
何度も何度も込み上げてくるものを押さえきれず、
涙、涙…
楽しみにしていた狐の嫁入りのシーンは、もちろん圧巻でしたが、何度も鳥肌の立つ感動を味わわせていただきました。
幻想的な照明、舞台装置も素晴らしかったです。それにしても、子供たちの演技には、やられました。まさに、子供は宝!!
明日は始業式、大切なメッセージをありがとうございました。このメッセージを胸に、私は我が街でがんばっていきます。
私の拙い語彙力では、言い尽くせませんが、市民ミュージカル侮ることなかれ!!
たくさんの人に見ていただきたいミュージカルです。
皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。
ちょうど、最終公演の幕が上がる頃ですね。
\(^o^)/
お会いできずに残念。心より感謝します。
また忙しい日々になりますね。僕もすぐ次の準備です。
お体大切に!