2012年12月01日

犬はコタツで丸くなる

我が家の愛犬を紹介します。
名前はチャビ。一昨年癌で亡くなった愛しいプー・スピルバーグについでの二代目、今年の7月に我が家に来た、ちょっとシェパードが入ってるかと思う雑種の一歳です。
動物愛護のNPO団体から貰われてきました。保健所で殺される寸前の母子だったらしくよほど怖ろしい幼児体験だったのか、ともかく臆病。最近ようやく慣れた散歩でも、子どもが怖い。大人が怖い。自転車が怖い。車が怖い。他の犬は怖いけど気になる。猫や小鳥には興味津々。ともかく恐怖から逃げまくるものだから、リードを引きづられてこちらの運動にはなります。
こいつを見てると子どもの虐待やいじめがどんなに後々の成長暦に影響するかをじかに見せ付けられる思いです。人間の児童虐待やいじめをなんとしても防がなくちゃと決意を新たにさせられます。
食べ物に対する執着がスゴイ。施設にいた犬の共通点らしい。女房に甘えきっています。甘噛みという手法で甘えかかるものだから、悲鳴とともにいつも叱られています。僕とボールの奪い合いをしても決して離しませんが、牙がずれて指に突き刺さることの痛いこと。芸もすぐ覚えて、前の愛犬と比べてもなかなか賢い犬ですが、嬉しくても尻尾を振らない犬です。座りションベンする雄です。ナイスバディーです。
 そして、奇妙なことにコタツの中が大好き。勝手にもぐりこんで人間の足の間で眠りこけています。熱くなると外へお尻を出したり顔だけ出したり、時にはサウナに入った後みたいに廊下で身体を冷やしています。♪犬は喜び庭かけまわり 猫はコタツで丸くなる という歌とはまるで逆。
 ちょっと甘やかしすぎかなとも思うのですが、心の傷が癒えるまではまあ好きにさせておこうかと思います。
posted by ヨッシー at 11:01| Comment(1) | 未分類
この記事へのコメント
今日は、厳寒の中、ほっこりした…しかし深いお話をありがとうございました。裕福でなくてもいい、ごく普通の家庭に生まれたら、この子の将来はどんなに明るいものになったろう…そんな思いを何度味わったことでしょう。
できることは、結局家族と引き離すことだけ…なんて悲しいです。
施設に送るしかなかった教え子を思い出しました。
無力ですね…涙
ワンちゃんは、ヨッシーさんちの子になれて幸せです。いっぱい甘えるんだぞ〜

Posted by 紀子 at 2012年12月01日 18:54
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