2013年05月23日

芸人たちの迫力

22日夜、シンガーソングライターの井上ともやすのライブを市川真間に聞きに行った。
井上さんは名倉ゆみこさんの旦那、僕の演出した「がめつい奴」や「飢餓海峡」の主題歌を作曲してもらった縁だが、ライブを聞いたのは始めて。休みなしの2時間近くの迫力と絶唱。各種のハーモニカ、ギター、サンシンを駆使して、「楽譜も見ないでよく覚えて入られるものだ!」「すごい体力だ!」と驚いたのは冗談として、その構成とオリジナルな歌に、フォークとともに生きてきた彼の半生と思いを届けようとする明確なメッセージを織り込んでいたのに感動した。メッセージへのこだわり方が僕と似ている。
タクロウに憧れてギターを始めた高校生が、歌が好きで好きで、どんどんのめりこんで、自分の世界を歌いだして、気がついたらそれを仕事にして生きてきた。派手に売れようが売れまいが、好きな歌を歌えて聞き手に喜んでもらって、それで食っていけるなら人生最高! 「あんたたち、好きなことをやれよ。ありのままの心を表現しろよ」・・・ライブはそう訴えていた。
18日の夜はお笑い芸人たちのライブコントを見た。知ってる芸人はだれもいなかったが、すべってしまう笑いも多かったが、やっぱりその道をよじ登ろうとする芸人たちの迫力を感じた。
プロとアマの違いは食えるか食えないかあるいは食わないかではない。技量もそうだが、何より存在の迫力が違う。覚悟といったものかもしれない。
いい夜だった。いつかいちぶんネットで井上ライブをやろう。フォークソング酒場もいいかもしれない。
posted by ヨッシー at 10:03| Comment(0) | 未分類
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