昨15日(土)に、いちぶんネットの総会がありました。
代表理事である僕の性格を反映して、なにやら曖昧で非形式的で、企業や組合の寸分の隙もない総会に慣れた出席者などはあきれ返っていたようですが、それでも予定を越えた3時間近く、2012年度の盛りだくさんだった事業の成果を確認する一方、経営の不安定さと事務局体制の混乱振りが決算報告とともに論議されました。
そして、いちぶんネット法人化10周年となる今年度の新規事業「放課後等デイサービス」開設についての提案が承認されました。「放課後デイ」は資金的にも運営的にも、従来の曖昧さを克服して立ち向かわねばならない大変な事業です。でもそこに強力なニーズがあり、組織経営の活路がある以上、成功させねばなりません。
この10年間、遮二無二というのは大げさながら、それでも僕なりに突っ走ってきました。いちぶんネットの果たした社会的役割は自他共に認めるところでしょう。でもそのエネルギーはもう切れ掛かっています。これまでと同じやり方で同じ人材でやっていってもより創造的な活動は生まれてきません。
それを打開するのが新しい人材です。新しく参加した理事たちが大きな刺激を与えてくれそうです。そうしたエネルギーを巻き込んで、再出発にふさわしい運営体制を築く必要があります。理事ばかりでなく会員の、会員を超えた市民の、それぞれが持つ能力と意欲を大胆に吸収して、まずは事業ごとの分担責任体制を確立していこうと、みなで再確認しました。
いちぶんネットが元気でないと市民が元気にならない・・・うぬぼれでもいいから、そう自負しつつ、この先の10年に立ち向かっていこうと思います。
2013年06月16日
2013年度総会
posted by ヨッシー at 10:39| Comment(0)
| NPO、市民活動
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