18日(土)、第7回いちかわ市民ミュージカル実行委員会の準備会がありました。
参加者は少なかったのですが、十分な討議ができました。まず、僕から次回作品「月の雫(しずく)〜市川イーハトーボ物語〜」第一稿と予算概要の説明をしました。
台本はまだ第二稿へと書き直しの作業中ですが、まあいい本に仕上がると思っています。予算書は赤字にならないことを前提に、1日2回公演として進めるように提案してあります。
「市川国府台の森の奥に、ひっそりとたたずむ赤レンガの建物がある。満月の夜、そこから静かなピアノの調べが奏でられ、その音色は市川の空をおおって、心寂しい人たちを誘い込むという・・・」で始まる台本は、旧千葉県血清研究所の跡地にある旧陸軍武器庫であった赤レンガ建築物を舞台に繰り広げられる物語です。夏の満月の夜、月から地上へとまるで月の雫のように振りそそぐ光線を通して、死者の霊が地上へと降りきたり、生者との交流を、生と死を、死を通して生を問いかけるという話です。
リリシズムあふれた摩訶不思議な世界を通して、生きることの意味を浮かび上がらせれば成功です。
今回は独占できる稽古場を確保しようというのが大きな特徴です。もはや公民館のホールや体育館を確保することが困難です。多少の経費は覚悟してでも独占的に使用できる稽古場、具体的には7月〜8月の最低2ヶ月間、空き倉庫や空き空間を貸してもらえないかという提案をしました。僕の経験から言っても、常小屋で稽古することのメリットは、稽古の能率性からも交流の深さからも、ものすごく大きな成果があります。ということで、みんなで近所の情報を探ろうということになりました。40坪ほどの空き空間がありましたらぜひお知らせください。すでにいくつか候補地が寄せられています。簡単ではないですが、みんなの情報を持ち寄れば不可能ではありません。
次回は2月11日(火・祝日)10時〜12時 新装なったいちぶんネット事務所で、正式の実行委員会を開くことになりました。3月から出演者募集を掛けるとなると作業を急がねばなりません。
2014年01月20日
みんなの情報を持ち寄れば・・・
posted by ヨッシー at 10:25| Comment(0)
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