2015年12月26日

街の縁側「いちぶんネット・サロン」(仮称)立ち上げ!

 本年もせわしく過ぎ去ろうとしています。
 昨夜の理事会で、街の縁側というべき「いちぶんネット・サロン」(仮称)の立ち上げが承認されました。来年の目玉活動になります。
 私たちの念願であった、自分たちの稽古場・たまり場・カフェ・作品展示・パフォーマンス披露・事務所を併せ持った創造と交流と発信の拠点を、思い切って立ち上げようというものです。
 いちぶんネットが経営責任を負うのは当然ですが、メリットを見つけた各サークルの方々にもご協力をお願いしていくことになり、いちミュー文化祭で「利用要望アンケート」を取ることになりました。
 最近事務と話し合い拠点の必要性を痛感していたのと公民館の値上げで、一気に話が決まっていきました。どんな拠点にしていくかは協力してくれる皆さん次第です。プロジェクトチームを結成して面白い構想を膨らませていきます。みんなで思い切り楽しい夢を描きましょう。
 市川駅か本八幡駅から徒歩10分以内。2階建てか2部屋の物件。飲食店開業可能。遅くまで出入りできる。家賃20万円内。という物件がありましたら、ぜひご紹介ください。結構あるものですね。
 今年お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
 来年も緩まず「一期一会」を大切にお付き合いさせていただこうと思います。
 よろしくお願いします!
posted by ヨッシー at 11:05| Comment(0) | いちぶんネット

2015年06月22日

現(うつつ)を抜かす人たち

 梅雨の晴れ間 犬を洗ってすがすがし
 昨日はダンスチーム・シングBの公演を見た。
 何曲ものミュージカル曲を歌い踊り、みんな結構聞かしてくれるし見せてくれる。カラオケの普及は明らかに日本人の歌唱力を向上させた。ユウチューブの普及はダンス力を向上させてくれるだろう。
 あっという間の一時間が楽しく過ぎた。見れば子どもも娘盛りもいたが、出演者の平均年齢は相当高いようだ。家に帰れば、「いい年こいた女があられもない姿で!」と眉をひそめられる人もいるのだと思うが、そんな批判を吹き飛ばすかのように、生娘の如く身を飾り、踊り歌い、自己陶酔していた。いい!いい!もっとやれ!まだ中途半端すぎる!ひるむな!あなた方は美しい!
 このところ続く、市民サークルの発表公演。客席は皆、市民ミュージカルを中心に知り合った人ばかり。パンフレットに挟まれたチラシは、この後に続くサークルの公演予告ばかり。町の人口に比べればほんのちっぽけな集まりだろう。でもここには創造表現の喜びがある、その喜びにうつつを抜かす仲間へのあったかい励ましがある。いいじゃないですか、老若男女うち揃い、大いに現をぬかしましょう!
posted by ヨッシー at 17:13| Comment(0) | いちぶんネット

2015年05月09日

まずは話し合え!

 誰もがそれなりにリフレッシュを楽しんだ連休も終わって、いよいよ本年度の本格的始動です(遅いか?)。よく眠れない日も続いていたんだけど、体をいじめてみたら、ぐっすりと眠れるようになった。運動や苦労は大切なんだね。空手だか生きいき健康教室だか(極端だね!)、ともかく週一の運動を見つけます。
 理事会で、いちぶんネットこれからの10年の方向性を探る議論を始めました。手始めに、若い理事を増やそうと声をかけ始めました。いちぶんネットで「これをやってみたい!」と思ってる方、ぜひ理事になってください。いちぶんネットを変えましょう!
 僕は干支という考えが好きなんです。12年のサイクルで人生を考えちゃう。いちぶんは2回目に入ろうとしている。これからの一括りは僕の社会的手締めの範囲だろうから、最後だと思えば、もう一花咲かせたいと思うのは当然、どんどん若返って面白いことをやっていこうと思う。
 でもスタイルを変えなきゃね。独りよがりと直感で進めてきたやり方を、これからは何でも当事者と相談して決めるというやり方に変えようと思う。「ニーズをつかむこと」…マーケティングの基本原則に戻ろう。これからのヨッシーは、然るべき人たちと何でも話し合って、行動を積み重ねていきます。そして、若き人材を育てていくのだあ〜! できるかしらん?
posted by ヨッシー at 10:57| Comment(0) | いちぶんネット

2015年05月01日

風薫る5月!

 僕の季節だ。
 禁煙は二月続いている。日に何度か吸いたくてたまらなくなる。タバコは美味しいから吸っていたんだね。アルコール・覚せい剤・薬物・もろもろ、中毒から逃れるには、みんな必死の戦いをやっているんだ。ウッウッグッグッギッギッ(誘惑と戦うオノマトペ)…同士よ、頑張ろう!
 国際ユニバーサル計画がとん挫して、いちぶんネットの事業方針を見直さなければならない。放課後等デイサービスを始めて規模も働く人員も大きくなった分、今までのような素人感覚で進めていると碌でもないことになる。
 いちぶんネットも10年以上続いてきた。金銭的見返りは何もないのに、「面白い」から続けてきたのだ。市民仲間という感覚を持つ人と持てない人の人生の味わいには相当大きな隔てがあるだろうね。みんな楽しい10年を過ごしてきた。
 でも、10年もたてば、人は惰性に流れる。組織は沈滞を始める。もう本当に面白がってはいないかもしれないし、面白さのフィールドも変わっていく。「面白い」と本気で思えなくなった非営利組織など、何の存在価値もない。
 いちぶんネットがそうなっているというのか? そうなっている。理事会や組織内の議論がつまらなくなった。そろそろ何とかしないとまずい。風車に立ち向かうドンキホーテの気概がなくなったNPOなど、屁の価値もない。
 という訳で、組織改革に取り掛かろうと思う。どういう風に? それを議論できなきゃ、いちぶんネットじゃない。
posted by ヨッシー at 08:09| Comment(0) | いちぶんネット

2014年06月23日

市民仲間の存在

いちかわの仲間に小松ジョージという男がいます。
「荷風幻像」でジョージという名のアメリカ兵役を演じて以来のあだ名ですが、この男は役者という仕事への未練捨て去りがたく、いい年こいていつまでも定まりのない暮らしをしている馬鹿で享楽的でどこか危ない善人です。
この男が浅草の花やしきでショーに出演しているというので、励ましてやろうというよりからかってやろうという気分で、土曜日の午後、みんなに呼びかけて、見に行きました。20人くらいの市川の仲間が集まりました。
炎天下の青空ステージで、汗だくになってやっぱり馬鹿馬鹿しいショーを下っ端役でやってました。とはいえ役者たちは皆真剣、まじめに勤め上げていたのですが、「僕も若い頃はこうしたショーをアルバイトでやっていたな。幾らもらえるんだろう?」と思いながら、ステージの上と下、終演後は客席に降りてきて再会を楽しみました。
何やっていてもいい、がんばってる奴の晴れ姿を見に行ってやろうという、こうした市民仲間の優しさに心を打たれます。励ましよりもたまには浅草で遊びたいというのが本音半分だとしても(僕もそうだし、それでいいと思う)、同じ町に住んで、いちぶんネットの活動を通して出会った仲間がこういう思いで集まるなんて、やっぱりいいものですね。
終演後は花やしきの乗り物を楽しんで、屋台で飲んで、天然温泉の銭湯で汗を流して、憩いのひと時を楽しんできました。当面土日の13時から30分間やってます。
金曜日の総会で、「いちぶんネットと国際ユニバーサルアートタウンとはどういう関係にあるのか? あなた一人が騒いでるだけじゃないか!」と厳しく問われました。その通りかもしれません。もっとみんなの共通の思いになるようにしなければなりませんね。
日曜日、「月の雫」の初めての読み通しをしました。やる気満々の子どもたちの姿が目立ちました。大人たちも負けずに存在を示しています。ラストソングの「わが街市川」をみんなで気持ちよく歌えるように稽古に励みましょう。
市民活動ってほんとに楽しいですね。
posted by ヨッシー at 11:39| Comment(0) | いちぶんネット

2013年08月27日

涼しさとともに燃える創造意欲!

 旧盆明けとともに涼しくなってきましたね。温度の違いでこんなにも体の負担が違うのかと驚くばかりです。
 「はなれ瞽女おりん」の稽古もほぼ一月が経って、先日読み通しをしました。いつもよりは進行が早く、筋の展開も見えてはきましたが、まだまだ一人ひとりの俳優の個性が弱い。これからはあくどいばかりに貪欲に個性を際立たせていきます。
 恒例の月末懇親会の席上、男たちの気勢が上がります。仕事や会社一筋でやってきた男たちが、いちぶんネット関連の活動の楽しさを熱っぽく語ります。参加してきた動機も、多忙な現役は家族に置いてきぼりにされそうな危機感を覚えてというのも、退職した男はさて何をやって自分を取りもどそうかと考えてというのも、聞けば面白い話ですが、誰もが今心底から楽しい気分を味わっているというのが嬉しいですね。
 そういえば、この秋はいろんな人がいろんなことをやりだして、あちこちから公演のお誘いを受けて困ってしまう状態です。僕の経験だけでも、昔は演劇をやってるというと食えないのによくやるねとせせら笑われたり、市民活動などやってるとご苦労様ですねと遠ざけられたりしたものですが、近頃は反応が全然違ってきましたね。日本人の人生の処し方が変わってきたのかもしれません。
 みんな面白いことをやりたいんでしょうね。梁塵秘抄の遊びをせんとて生まれけむじゃないけれど、遊び心を知ってしまった人生の楽しさったら、他ではちょっと得られないものでしょうからね。
 とはいえ、雨が降ればゲリラ豪雨の被害は大きいし、国家財政は危機に瀕してるというし、憲法改悪などの国家主義的統制は強まるし、この先の展望は暗い雰囲気になっていると思えば、いつかまた違った方向に引きづられてしまうかもしれないけれど、僕は残り少ない人生、舞え舞え蝸牛の心境を大切にしていきたいし、みんなが楽しい人生を送れるような環境づくりに貢献していきたいと思ってます。
posted by ヨッシー at 10:48| Comment(0) | いちぶんネット

2013年07月16日

みんな美しく輝いて!

 15日、グリーンスタジオでthinngBの公演がありました。
 いちかわ市民ミュージカルの出演者仲間から誕生したサークルです。30人ばかりが歌って踊って語って、みんな美しく輝いて、素敵なショウを見せてくれました。会場には、市民ミュージカルやチャレンジド・ミュージカルや演劇公演で顔なじみの観客も多く、「みんな仲間だ!」という雰囲気がいっぱいのステージでした。
 この後、21日には「ドングリコッコとコッココッコの冒険」があり、28日には劇団七福神の公演も続きます。こうした活動がいちぶんネットの活動から続々と生まれていったことに、当事者の一人として大いに誇りに思います。
 12月には、いよいよ最初の「いちミュー文化祭」の開催。15団体以上が一堂に集まって、さてどんな賑やかなパフォーマンスが繰り広げられることか、今からほんと楽しみです。
 ここから二つの事業が展望できます。
 一つは、市川市内ばかりでなく県内各地から市民サークルが集まって、コンテスト付きフェスティバルを開催すること。各地の芸術NPOのネットワークが新しい市民芸術の興隆を生み出すことでしょう。 
 二つは、市民立の稽古場を設立すること。これは今計画中の「国際ユニバーサルアートタウン」の中で実現化を図ります。
 確認した所、グリーンスタジオでは条件付きながら有料公演も可能になりました。適当な会場の少ない市川市内で、グリーンスタジオは私たちの重要な発表の場となりそうです。
 皆さん、21日(日)の11時と13時30分、「ドングリコッコとコッココッコの冒険」(会場:市川氏文化会館ローズルーム)をぜひ見に来てください。
posted by ヨッシー at 16:11| Comment(0) | いちぶんネット

2013年04月02日

温泉一泊 リフレッシュ!

毎春恒例のいちぶんネット温泉旅行で、仕事サボって福島県の岳温泉に行ってきました。
初日は雪混じりの寒い日、見学は智恵子記念館のみにして温浴三昧。翌日はからっと晴れ上がって、二本松城跡に昇ると、360度の磐梯高原の大パノラマ、「あれが安達太良山 あの光るのが阿武隈川・・・」と幸太郎はきっとここからの光景を詩に詠んだに違いないと思いました。このところの過労が一気に吹き飛ぶようなリフレッシュを味わうことが出来ました。行けなかった皆さん、申し訳ありません。楽しかったです。
福島ではやはりどこでも原発事故の放射能の話題が尽きず、「高い数値が出ないように、放射能測定の機械は操作されているのでは・・・」とだれもが心配していました。マスコミはこうした不安を報道しませんね。

ところで、つい1週間前、事務局から「障がい児対象の放課後デイサービスと乳幼児の親子のふれあいの場の仕事をしたい」と提案がありました。事務局からの提案というのが嬉しく、「本気でやりたい」という意思を確認して、早速方策を探ることにしました。チャレンジドミュージカルの活動からどんどん広がっていくのはそこに社会的ニーズがあるからで、いちぶんネットならではの表現遊びと学びの場がつくれるでしょう。事業として確立すれば法人経営の安定化につながります。
 実は、いちぶんネットは今芸術活動だけで法人を維持していくことの難しさに直面しており、来年度は経営的にどん詰まりの事態に陥りそうです。その打開策の切り札でもあります。企画の確立や人材確保、各方面への相談と、この際一気に突っ走ろうと思います。
posted by ヨッシー at 10:18| Comment(0) | いちぶんネット

2012年01月13日

いちぶんネットの方向性

今年、いちぶんネットは10歳になります。
この間のさまざまな企画を通して出演者やスタッフとして参加された方が述べ3,500人、観客として参加された方が述べ40,000人、大雑把ですがそんな数字が上がってきます。
生き生きとした活動を10年つづけることがどんなに大変かご想像いただけると思いますが、結成時から余り変わらないメンバーとこうした活動を一緒に作ってきました。周囲を見回してみると、みな10歳年を取っていいおじ(い)さんおば(あ)さんなのに、まだまだ飽きることなく続けそうな気配で、内心驚かざるをえません。
10年という期間で仕事の成果は大体読めるもの。成人となって10年を6回繰り返せば社会人としての活動は終わってしまいます。そう考えれば人間の命もはかないものですが、僕には後2回の変化が許されていることになります。
近頃、仲間と「いちぶんネットの今後」についてよく話し合ってます。ぼくらは「市民芸術を通して世の中を変えたい」と願ってNPOを結成しました。結果、沢山の市民との熱い交流は生まれましたが、世の中を変える力にはなっていません。偉そうに言うようですが、そういう大きな気概を持たないと持続する力は湧いてきません。
でも、参加者募集の記事を見て思い切って飛び込んできた方々が実に生き生きとした表情に変わっていく姿を見てきました。「世の中を変える」って、そういうことなのかもしれないとも思います。
今年はいちかわ市民ミュージカルの第6回公演の年、一番の不安は創造の困難さよりも、広い稽古場が確保できるかという物理的な問題です。そんな問題で公演が続かなくなるなんて悔しいという以外の言葉が浮かびません。
そして、自分たちばかりで創造を楽しむだけでなく、もっと広く市民のさまざまな芸術文化活動を支援していくことがネットワークと名づけたいちぶんネットの役割ではないかとも議論しています。
とはいえ、面白くなくなれば持続する意味はない。これが原則です。
早急な結論は出ませんが、今年一年、いちぶんネットと僕自身の今後の方向性を探っていこうと思います。世の中を変えるために!
posted by ヨッシー at 09:16| Comment(1) | いちぶんネット

2012年01月09日

新年のお喜びを申し上げます

今年の正月はどういうわけか一人きりになり、仕事三昧の冬休みになりました。
今年はいちぶんネットが誕生して10年目。誰かの年賀状に「正念場の年」とありましたが、「よく10年も続いたものだ」という感じと「10年で何ほどの成果をもたらしただろう」という自戒とが入り混じります。
結成当時、全国にNPOが続々と誕生して、「NPOで世の中を変えていこう」という気負いがあふれていました。でも今、各NPOは当面の現実打開の対処に追われて、世の中を大きく変えていくほどの力を発揮できていません。当然といえば当然ですが、誰もが夢と現実の狭間で、日々格闘しているのでしょう。でもNPOだからこそ生み出した成果というものはあるはず。
いちぶんネットも然り。我々が生み出し、社会の片隅に起こした変化や観客を含めれば数万人の人たちと市民文化交流を果たしてきたという成果も、いちぶんネットの活動に参加して地域に友人を増やし、人間的に成長していった市民が数多くいるという大きな成果もあるはずです。
とはいえ、10年も続いた運動がそのまま発展を続けることは稀です。長く関わってきた仲間にも卒業していく人が増えるでしょう。千葉県もいよいよ人口減少期に入って、今後は量的な規模的な発展は望めないでしょう。
いちぶんネットも変わっていくのかもしれません。それを恐れるわけでもありません。活動に新鮮な感動を得られなくなったら、やめればいいだけのことです。
と、我が心を振り返った時、まだ飽きてない本心を発見して安堵している自分がいます。もう少し続けていこうと思います。
「面白い活動は人を街を元気にする」・・・貪欲に面白さを追及していこうと思います。
今年もよろしくお願いします。
posted by ヨッシー at 10:27| Comment(0) | いちぶんネット

2011年06月19日

御礼申し上げます

12日の日曜日、市川市邦楽連盟との「伝統コラボレーション」、演劇ワークショップ「雪やこんこん」の発表が終わりました。
会場には50名ばかりのお客様がおいでくださり、いつも率先して笑ってくださるWさんを始め沢山の方の反応もあって、賑やかに楽しげに1時間40分の発表を終えることができました。
誠にありがとうございました。

近頃演技に挑戦したいという方が増えてきているように思います。実際ぼくにも「ヨッシー劇団を作らないか?」とか「初級講座をやってほしい」といった要望も届いています。
ぼくが責任を持つ市民劇団を立ち上げることには実は躊躇しているところがあります。劇団員は当然どんどん上手になっていくわけですから、市民ミュージカルなどでもオーディションすれば当然いい役についてしまう可能性が生まれます。「あの人たちばかりいい役をやれる」という批判が目立ってくるでしょう。
そこで、打ち上げの席で出た話ですが、「このようなワークショップをどんどんやってほしい」という声には応じられるかと思います。
もっとも今回も、参加者の技量の差が出たこともあり、人数も多かったこともあり、途中から発表対策に比重を移したこともあり、「基本から学びたい」という要求には十分に答えられずに終わってしまった反省もあります。
どういう体制と目標で取り組んだらいいか考え直さねばなりませんが、ひとまず人数と日数と目標限定の初級講座をやってみるのも面白いかと思います。

落ち着いたら、いちぶんネットワークショップとして、台詞の読み取り方や発声指導から始める週1回程度の演劇初級講座を提起してみます。演劇を一から学びたいと思っておられる方、ご期待ください。
発表会では、ぼくも前向上に挑戦しました。台詞を覚えようとしたのですが無理でした。舞台に上がる前には久し振りに緊張しました。仕込みやバラシに身体を動かしていい汗をかきました。そして打ち上げでのおいしいビール。どれもこれも演劇ならではの楽しい経験です。老化防止にもってこいの手法です。演劇を楽しんで、みんなでどんどん若返りましょう。
posted by ヨッシー at 15:04| Comment(2) | いちぶんネット

2011年06月05日

いちぶんネット演劇ワークショップ発表

日時  6月12日(日) 15時〜〜16時20分 
会場  市川市文化会館ローズルーム
入場料 無料

前口上

ありがとうございます。ありがとうございます。
皆様のおかげをもちまして、ご当地初お目見えの一座、
こうして幕をあげることができました。
心より、御礼を申し上げます。

さて、当日の初狂言、
井上ひさしの名作「雪やこんこん〜湯の花劇場物語〜」。
とはいえ、真実は、ただの演劇ワークショップの一部上演発表でございます。
へたの横好きの市民役者23名が「たまには私も目立つ主役を演じたい」とばかり、
同じ役を次から次と交替して演じてまいります。
その上、リーディングドラマですから、大道具も小道具も照明・音響もなく、台本すら手放しません。
というわけで、お付き合い願うお客様こそご迷惑、
誠に申し訳ありません。
とはいえ、入場料は頂きませんし、一生懸命演じますゆえ、
これからの一時間余り、よろしくお付き合いくださいますよう
座員一同になりかわりまして
オン願い、(チョン)、奉ります。

さて舞台の説明です。
時は、敗戦の傷どうやら癒え始めたかと思われる昭和二〇年代の終わり。十二月の半ば。
所は、北関東のさる湯治場にある芝居小屋の古ぼけた楽屋。
先日来の激しい吹雪が吹き止まぬ中、
今夜と明日の二日間の興行を立ち上げるべく、
旅の一座「中村梅子一座」がやってまいるところから始まります。

舞台上手は湯の花劇場の本舞台、奥が袖口、前が花道への出口、
舞台下手奥は、小屋主の佐藤旅館の母屋に通じております。
そして舞台下手手前が、この楽屋への出入り口となります。

外はビュービューと吹雪いております。
役者が板ついてまいります。
では、とっくりとお楽しみくださいませ。
(退場、同時に役者板付き)
チョチョチョチョ チョーン!
posted by ヨッシー at 19:57| Comment(0) | いちぶんネット