2017年10月16日

元気な卑弥呼たち!

 行楽の秋、市民祭りやイベントの賑わう秋だというのに、うっとうしい雨模様が続きますね。長い間準備してきたイベントが雨で流れるつらさは同情を越えます。
 14日(土)に、成田市で健康福祉祭があり、チャレンジド・ミュージカル劇団の「公演予告版ミニ公演」がありました。
 大型バス1台を、補助は出たけどほとんど劇団の自腹で借り切って30名が出かけていきました。あいにくの雨でお祭り参加者はいつもの半分、それでも熱心に見てくださるお客の前で、今季初公演を無事終えました。
 翌15日(日)の市川まつりも雨。野外ステージなので、早々に子どもの参加は中止にして、様子を見る形で何人かの大人が集まりました。
 僕などは早々に帰るつもりだったけど、タダでは起きないうちの事務局の若き卑弥呼、「せっかくもらった時間だから、挨拶だけでも…、大人だけでも…、ダンスだけでも…」と言い出して、スタッフの卑弥呼たちも乗り出して、結局大人5人だけの宣伝パフォーマンスをやりきってしまいました。降りしきる雨の中。
 こういう時の女性は本当に力強いね。男はまず諦めてすごすご帰るだけだろうに、女は絶対何ほどかの成果を持ち帰ろうとする。僕の対女性史の中でなんどか見聞したこの強さがなぜもっと日本社会で発揮されないのだろう。今の男と女では元気さと工夫の度合いが違うのだ。
 いちぶんネットもしばらくは安泰という予感。
posted by ヨッシー at 14:43| Comment(0) | チャレンジド11

2017年09月19日

「わかる。わからない」という課題

 「江の島の岩本院の稚児上がり 普段着なれし振袖から 髷も島田に由比ガ浜 打ち込む浪にしっぽりと 女に化けた美人局…」
 「歌舞伎迷作面白双六」の稽古場から聞こえてくるのは白浪五人男の弁天小僧菊之助の台詞、これを語るのが中学1年生にしては幼く、それがかわいいYくん。
 何せ演じるのが歌舞伎だから、いつもの稽古とはかなり雰囲気が違ってくる。みんな、振り分けられた配役やセリフにいつも以上に敏感になっている様子。
 お家で親と一緒に稽古した成果で日に日に暗唱できるようになってはいくが、はて、その後これをどう深めていけばいいのか? 
 台詞の意味が分からなければ表情もつかめない。自分がどういう人物になりきって、何を観客に訴えているかがわからなければ、演技する意義もなく舞台に立つ喜びもない。チャレンジドたちの「わかる、わからない」にどう向き合えばいいのか? 実は大変難しい課題に直面している。
 いい俳優は、演じる人物を理屈ではなく、最終的に身体全体の「感覚」でつかむ。それを得るために何度も何度も稽古する。
 演劇とはコミュニケーションだ。その部分に障害のある人たちで構成される演劇行為にどういう意味があるのか? 鍛えれば障害を克服できるのか? 考えてもわからない。ともかく稽古してみる。みんなの表情が輝き出す。それに救われる。
 「わかる、わからない」を超えた世界が広がればいいのだろうが、さて、それをどうつかむか!
posted by ヨッシー at 11:26| Comment(0) | チャレンジド11

2017年09月11日

歌舞伎で燃える!

 稽古現場からの報告です。
 昨日10日のチャレンジド・ミュージカルの抜き稽古、なんだか頼もしく感動したね。
 自分の役が振り当てられて、なんせ歌舞伎だから、それも訳のわからない役と台詞、ぼくも一生懸命意味を伝えようとするけど追いつかない、「まあ、そのうちわかるようになる」なんて言い訳して過ぎていくんだけど、みんなはお家で猛勉強してくる。その成果を稽古で見せつけると、感動とともに確かな刺激が周囲に伝わる。みんなが負けじと競争していく。
 もちろん親が一所懸命教えてるんだろうけど、これまでだと「あまり余計な圧力欠けるな」と忠告してたけど、今度ばかりは稽古方針も変わってくる。
 やはり型から入る。というより真似と模倣から入る、なんせ歌舞伎だから。何度も何度も繰り返して稽古する。台詞も動きも覚えるようになる。家族で稽古に励むというのもいい経験になる。たとえ意味が十分理解できなくても、楽しい繰り返しが続けていけば、いつか身につくことになる、今回はそんな稽古に燃えようと思う。
 「歌舞伎迷作面白双六」は相当話題になりそうな予感、市川と千葉で上演して、どこかへ進出することだって夢じゃない…とみんなをあおって、どんどんやる気にさせてしまおう。
 それこそ、爆発だあ!
posted by ヨッシー at 10:16| Comment(0) | チャレンジド11

2017年09月04日

すごいね、三発!

 すごいね1発目!
 先週のワールドカップ予選の対オーストラリア戦の得点2点目、すごかったね!絶叫した!鳥肌が立った!スポーツ観戦であれほどの興奮は最近珍しい。
 すごいね2発目!
 昨日のチャレンジド・ミュージカルの稽古、前回配役の絞り込みをやってて、今回は最終選考の形の稽古となったんだけど、あんな難しい台詞をすっかり覚えてきた子が何人もいたもんね。
 誰もが表現欲求を持ってるのは当たり前だけど、誰もがそれを思いきり花開かせたいと願っているんだね。前回「こんなセリフ言えるかなあ!」と嘆いていた子が、家でしっかり挑戦してきたんだもの、こちらも感動的に受け止めるしかない。一方で、まだ名前が上がらない子が心配そうに聞いてくる。大丈夫!みんなんが活躍できるように考える!
 すごいね3発目!
 そして、今朝のニュース、北朝鮮の水爆実験。並べ方が変だけど、あれはあれでふざけすぎがすごい。
北朝鮮という国や国民がやってるんじゃなくて、金正恩独裁体制が権力を維持するための暴挙だと見ればその理不尽さの筋は通る(変な言い方だけど)んだけど、それにしてもすごいね。人間てどこまでもエゴイスティックに生きられるんだね。 
 ほんと、人間には自分を発揮したい欲望があって、そのためのエネルギーは膨大なものになる。水爆の脅威に対して僕らは無力だけど、実は一人ひとりの欲求や主張をものにしていくことからしかほんとの抗議は生まれない。人間のエネルギーは楽しい方向に発揮したいね。
posted by ヨッシー at 09:48| Comment(0) | チャレンジド11

2017年07月19日

チャレンジド歌舞伎 始まり始ま〜り!

 チャレンジド・ミュージカル第11回公演「歌舞伎迷作面白双六」の稽古が始まった。
 初日は指導者・スタッフも着物姿で勝負して出演者を圧倒、ヨッシーの挨拶は白浪五人男風に決まって(?)、何やらいつもとは違う感じで新鮮味たっぷり。
 顔合わせゲームの後は、初の試みで歌と台詞のオーディション。皆緊張した面持ちで、それでもしっかりと課題に応えてくれて、10年間の蓄積の成果は明確だった。
 歌舞伎とは何なのか、出演者もよくわからないままの出発だが、ときおり細かな説明を入れたり、歌舞伎風の口調で指導したり、「ゆっくりはっきり語る」という、これだけでも達成できれば最高という線で、これからの稽古の盛り上がりを楽しんでいきたい。
 昨日は市川環境エンジニアリングという会社がチャレンジドMへの協賛を考えたいとのことでお会いしてきた。「秋の一日、市原の里山で収穫祭をいかがですか?」というご招待も受けた。稽古の合間に、みんなで楽しませていただこう。

 17日、スペースにわにわでの海の日まつりでは、コントdeげき隊公演や井上ともやすさんの沖縄ソングを楽しんだ。後半は昔なつかしフォークソング特集になって、つい一緒に歌ってしまう面白さ。いつか、みんなで思い切り歌えるイベントも考えたい。

 それにしても暑い日が続く。皆さん、体調を崩さないように願います。
posted by ヨッシー at 10:06| Comment(0) | チャレンジド11