2019年12月09日

追悼!

 戦乱のアフガニスタンで、医療支援だけでは国民の不幸を救えないと、灌漑用水路建設へと支援の手を広げていた医師の中村哲さんがテロに合った。
 憲法九条を掲げる日本人ならではの、一番ふさわしい形で国際支援を実践していた方だった。
 生まれ変われたら、僕もこういう活動をしたいと憧れる方だった。

 もう一人、もっと身近な人で、僕が市川での活動を始めた頃から大変お世話になっていた道具製作者(演出家でもあったのだが)の廻博之さんが病に倒れて不帰の人となった。
 昨年の市民ミュージカル「michio!〜星野道夫物語〜」の5間×3間の大きな開帳場(坂になった舞台)を覚えておられるか? その上でカリブー役の170人が歌い踊るに耐える安全で堅固な舞台セット。あれを始めとする数々の道具をつくったり、本番スタッフとして協力してくれていた。
 僕の無理な注文にも、頭を抱えながらニコニコと対応し黙々と応えてくれる、ほんとに気持ちのいい、すこぶる優秀で好人物な男だった。
 昨日今日の別れの式には稽古があって出席できなかった。
 廻博之58歳。悔しくて悲しくてならない!
posted by ヨッシー at 18:55| Comment(0) | 個人的分野

2019年12月04日

お役御免!

 今日は、朝6時過ぎに家を出て、立川から更にモノレールに乗って行く多摩丘陵の中央大学法学部へ。
 4年間お世話になったNPO論の最終講義。非常勤講師の定年は70歳、僕の最終講義となった次第。
 NPO論と言っても実践事例を話してくるだけだが、広岡教授との対談をメインにした講義をしてきた。
 学生は、3年生のこの時期、すでに終活や見習い奉公に忙殺されていて、出席は30名ほど。それにしても、大学3年の秋から終活とは! ゼミも成り立たないじゃないか! 大學を何と心得るか、企業ども!
 中には「NPOで働きたい」という学生もいない訳じゃないが、薄給を聞くとやはり皆尻込みするのが現実。
 一昨年と去年は、学生に消費者詐欺被害啓発のコントを作成させ発表させた。皆面白がってくれて大賑わいだった。
 大学の授業で、「パンパカパ〜〜〜ン!」とコントをやらせたのはおそらく僕が初めてじゃないか?
 自己満足的な思い出を抱いて、大学を去ることになる。
 最後にいかにも大学的な、全然豪勢じゃない花束を戴いて帰った。
 ここでも定年、お役御免。何となく寂しい思いがする。
posted by ヨッシー at 16:49| Comment(0) | 個人的分野

2019年11月23日

支援センターHONGERA! “お披露目会”大成功!

 22日(金)、市川市文化会館で、千葉県障害者芸術文化活動支援センターHONGERA!主催・千葉県共催の「フォーラム&協働ネットワーク結成」会を開いた。
 平日だというのに、事業所・会館・指導者・議員・報道・事業参加希望者など64名の参加を得て、大変な盛り上がりとなって大成功に終わった。
 最初のワークショップ、障がいのある人を対象に普段やっているタオルを使った遊びやちょっとした動きを音楽に載せていくことで振付に発展することなど、簡単で面白い身体遊びを体験してもらって、みんなには「“目からウロコ”の発見!」があった。
 フォーラムでは、各地でいろいろな実践が行われているという発見と“つながり”を求める声が高まった。
 協働ネットワークでは、メールマガジンによる情報交換と地域ごとの「ネット・アート・カフェ」を積み重ねて協働企画を創造していこうと確認し合った。
 参加者の満足感と満面の笑み、「いよいよ大きな動きが始まる!」という期待がみなぎった、なんとも幸先のいい興奮が渦巻いていた。
 HONGERA! 飛翔!
posted by ヨッシー at 11:45| Comment(0) | 障がい者芸術支援センター

2019年11月16日

“老害”との闘い!

 コンビニのレジで急に怒鳴りだしたオヤジ。店員が何度も謝ってるのに、激した感情は一向におさまらない。“老害”と呼ぶしかない…ああ、ぼくがそれに近づいている。
 チャレンジドMの稽古場で、マイクを通してがなり立てるものだから、M君が興奮して暴れ出した。
 会議の進行に苛立って大声になったものだから、周囲の反発を食らっちまった。
 ああ、ここにも“老害”がいる。諸先輩がた、どうか対策を教えてほしい。

 15日の「いるんおるん」(働く障害青年の居場所)に、和洋女子大学の娘さんたちが大挙して遊びに来た。みんなの驚きと興奮振りが何とも愉快だった。そして幸せな表情、幸せな空間に転じていく。どんどん遊びにきてほしい。

 22日(金)の13:30〜16:30 文化会館ローズルームで、「出会う!つながる!障害者アートのフォーラム&ネットワーク結成」を開催します。
 普段、障がい者を対象に実施しているまあちゃんの「心と身体開放ワークショップ」を施設の職員や指導者・一般人に体験してもらおうという試み。
 面白いと思いますよ。平日でも可能な方はぜひ体験しに来てください。
posted by ヨッシー at 18:50| Comment(0) | スペースにわにわ

2019年10月25日

二日間の余暇活動!

 最近、講演といっては大げさだが、人前で話をする機会が増えた。
 僕にできる話と言えば、市川での市民舞台芸術活動しかないんだが、2000年の夏に、“寝に帰るだけの街”の市民活動に関わったことからの20年近い歴史には、それなりに話の種が埋まっている。
 そしてつくづく思うのだけど、人間なんて一日8時間週に五日真っ当に働けば十分なんじゃないかな。それでそれなりの暮らしができて子どもも育てられる社会であるべきなのだ。
 そして残り二日は自分と家族、趣味と自分磨きと社会貢献に費やす。
 かつて欧米を旅した時、「この暮らしの余裕は何だ?」と驚いたものだが、ほんとにみんな余暇の社会活動や芸術活動を気楽に楽しんでいた。
 そうしたい人は別にして、深夜まで残業に追い込んだり、交通マヒなのに出社を強いたりする日本社会は結局無理しないと持たない脆弱な社会なんだと思う。
 日本ラクビーも教えてくれたけれど、「二日間の余暇活動を面白がるエネルギー」もこれからの日本の多様性を生み出していくのだと思う。
posted by ヨッシー at 16:58| Comment(0) | NPO、市民活動