2017年04月19日

桃源郷下の夢想

 今朝は早起きしてバカ犬とジュンサイ池の散歩。
 なんともすがすがしい陽気で、心身ともにのんびりゆっくりゆったりした気分を味わった。ソメイヨシノは終わったが、八重桜も梨もリンゴもハナミズキも続いてまさに桃源郷。いいね、余命短い身には、あと何回この光景を楽しめるのか。ありがたい、ありがたい、一瞬一瞬をたっぷり味わっていきたい。
 シニア劇団波瀾ばんばん座の稽古が終わった。一月前まではこれでは本番を迎えられないと焦ったが、このひと月の追い込みでどうにか間に合った。追い込まれたシニア俳優たちのがんばりも相当なものだ。
 今回は「老後の生き方」がテーマとなった。取材してくれた東京新聞の記者が電話で面白い言い方をしていたが、残念ながら忘れてしまった。いかにもテーマにふさわしい。
 最近思うのだけど、日本の団塊世代ほど楽天的で前向きな生き方ができた世代も珍しいのではないかと。だからいっそのこと、今からジジイ・ババアというイメージを革命してしまったらどうだろう。平和憲法を前面に押し出して、徹底して世のため人のため子どものため、世界のため地球のため、に生きるのだ。
 最近は日本の保守派が何やら元気にごそごそやりだしたが、団塊世代は教育勅語まで遡ろうとは決してしないだろう。体験がそれを許さない。そして若い世代はもうそんなこだわりはどこにもない。余った時間と財産をぜえんぶ投げ出して、せっかく人間として生まれてきた意味を、そしてその終え方を問い直してみるのもいいのでは…。
 シニア革命! いいね! ふんわかモードの桃源郷下で老体が血迷ったしまったのか、どうも血が騒ぐ。
 22(土)・23(日)の11時と15時の4回公演、「私は今日まで生きてきました!」 
 観に来てください!
posted by ヨッシー at 11:03| Comment(0) | 波瀾ばんばん座

2017年04月14日

江戸川の新風景

 昨日、市民Mの副実行委員長を務めてもらった行徳の田中愛子さんとお話しした。
 行徳を流れる江戸川を中心とした新しい風景を生みだす活動をなさっている。ぼくも昔から「川から見る風景」を夢見ていた。総武線に乗って、ごみごみとした小岩を越えると突然大きな空間が広がり、国府台の森が一面に広がる。ポツリと赤レンガの屋根が見える。
 一方で、昔から行徳と葛飾は「川向う」という言い方で、江戸川が交流を分断してきた。今や行徳の人は市川よりも浦安の方を向いているかもしれない。松戸から国府台の緑豊かな歴史空間と行徳の歴史文化とをつなぎ合わせるのに、もう一度「江戸川」を中心に水と緑と歴史と文化のまちづくりを考えるのが面白いのではと話していた。誰しも考えるのは同じで、行徳では昔から川関係の市民活動も盛んだ。協力し合えることがいっぱいあると確認し合った。江戸川の新しい光景を見つめていこうと思う。
 ところで、市が国府台にある里見公園分園の桜を含む樹木50本を伐採してテニスコートを造成するというプランを急に言い出して予算化もされたそうだ。
 地元自治会も反対に動き出してるが、そこは誰もがほれぼれするような桜の森だ。桜の色と量が違う。国府台球場の駐車場が足りないゆえの余波で桜の森が切られるらしいが、はっきり言って愚策だ。市のブレーンたちはなんという愚かな施策しか出せないのだろう。駐車場は今あるところを2階建てにもできるが、桜の森は切ってしまえば消滅するのだ。
 都市化と自然保護とは何かにつけてせめぎ合うものだが、そういうことに直感で反応できないところに文化的素養の欠如がある。「ガーディニングいちかわ」とは何なのか? なんとも笑止だ。
posted by ヨッシー at 09:47| Comment(2) | 赤レンガ

2017年04月05日

七分咲きの桜の下で!

 骨折後半年ぶりに、片松葉杖でバカ犬と朝の散歩に行ってきた。七分咲きの桜も見事なジュンサイ池はまた、健康を気づかう高齢者でいっぱいだった。
 シニア劇団波瀾ばんばん座の追い込み稽古をやっている大野の梨倉庫も見事な桜が満開になろうとしている。春はやはり意欲のみなぎる季節だ。
 今回の作品は「私は今日まで生きてきました!」。
 公演に取り掛かる前に、最初に劇団員一人ひとりの「これまでの人生」を語ってもらい、ぼくが台本にまとめた。昭和歌謡やオリジナル曲を背景に歌入り芝居で団塊世代の半生を追っていると、見事に昭和という時代が浮かび上がってくるから不思議だ。
 いつの時代もそうなのかもしれないけれど、やはり昭和という時代ほど劇的な変化をとげた時代はないだろう。何せ敗戦を機に価値観がガラリと変わってしまったのだ。そして団塊前後の世代こそ自信をみなぎらせて生きてきた世代もないと思う。
 ぼくはその根底に「平和憲法」があると思っている。その思想をもっと強く主張する気概があれば、日本人はいま世界に一定の影響力を持ちうる民族となりえたのに、残念ながらそこまでの気概はなかった。これも日本人の特性かもしれない。
 しかし、ようく見ると今の「ジジイ!ババア!」のイメージは明らかに変わりつつある。「このままウジウジとボケて寝込んで終わるものか!」という思いだけはみな強く持っている。その気迫がシニア劇団としてのエネルギーを生み出す。
 とはいえ、忍び寄る老いの悲しさ、いくら集中しても台詞がとんと出てこないこともある。そこに闘いが起きる。そう、人生は闘いだ!負けてたまるか! 
 今月22日と23日に文化会館小ホールで4回公演。
 ぜひ観に来てください。
posted by ヨッシー at 12:37| Comment(0) | 波瀾ばんばん座

2017年03月27日

赤レンガ緊急リレートーク

 25日、市川市長が「赤レンガ跡地の取得を断念する」と表明したのを受けて、緊急リレートークを開いて、市民50名が参加してくれた。
 会場は、市川橋広小路に新装なった山崎製パン総合クリエイティブセンター(協力に感謝!)。
 第T部は、昨秋の「中高生による広報ワークショップ」の成果発表。
 1日の見学会とワークショップ。その後指導者が補助して仕上げ発表された成果パンフレットの題名は「Who is Shy?」。赤レンガの建物(女性名詞)を女性になぞらえて広報していく意図に感銘した。1冊原価64円。市民カンパをもとに会が奮発して各界に広めていくことになった。(希望者はお知らせください・限定500部)
 参加した中高生が堂々としていたのにも驚き、最近あんなしっかりした若者に出会うのも珍しい。僕も本気になって世代交流していかないと取り残されると実感した。
 第U部は、情勢の後退にもかかわらず、非常に前向きで建設的な意見がリレーされていったことに、非常に満足した。
 「行政が考えないなら、市民で楽しく考えよう」と、国府台一帯の歴史文化の色濃い、学術文教地区、環境地区、成田から鉄道1本といった特性を考慮して、若者を中心とした国際交流と平和建設を目的に学術芸術文化センターを開設、緊急課題でもある福祉や防災施設も絡めて、江戸川周辺の奇跡的に残された高環境地域の活性化を図ろう!ということになり、その協働研究と具現化に向けて、地域の教育関係者・専門家・市民が協働連携する「国府台ネットワーク(仮称)」を構築することになった。
 これこそ市民楽天主義。社会活動は楽しくなくちゃね。
 それにしても市川・松戸・船橋近郊のアジアを中心にした国際化は相当に進んでいるらしい。「排除」なんてできっこないんだから、外国人をもっと意識的に取り込んでいかないと、この先次々と問題が出てくる気がする。いちぶんネットなら何ができるか?
posted by ヨッシー at 10:33| Comment(0) | 赤レンガ

2017年03月13日

子ども歌舞伎

 12日、県の文化会館で11年続いている「子ども歌舞伎」を観てきた。
 衣装も鬘も大道具も小道具も後見も黒衣もすべて本格的、ただ演じるのは子どもだけという歌舞伎、さすが唄と演奏は録音だったが、なかなかに面白かった。
 子どもたちもよく稽古していた。落ち着きがあった。子どものために大人が裏で一生懸命になってる姿が感じられて清々しかった。こういうイベントは希望が広がって、いいね。
 7月から始まるチャレンジド歌舞伎で、チャレンジドたちをどう歌舞伎に絡ませるかを夢見ながら見ていた。白波五人男なんぞはぜひやらせたいね。誰と誰ならまあ台詞は言える。女の子でもいいね。台詞の言えない子にはどういう工夫で客を沸かせるか? いろいろ夢想してると自然と頬が緩んでくる。
 実はもう台本はできてる。歌舞伎風ミュージカルになる。稽古体制に入る前に、スタッフ間でしっかりと方向性を確認しておこうと思う。歌舞伎の所作や技術を指導してくださる方を探している。チャレンジド・ミュージカルの新たな方向性が見えてくるのも楽しみだ。
 遅くなって、シニア劇団波瀾ばんばん座の稽古に参加。
 今回は劇団初のオリジナル台本。僕が書いたのだがあまり面白くなかった。そこでミュージカル風にしたら俄然面白くなった。実際はハチャメチャドタバタ歌入り芝居。昭和歌謡を通して振り返るシニア世代の嬉し恥ずかし懐かしき青春人生。
 みんな必死で台詞を覚え、動かぬ身体、衰える感覚と闘いながら歌い踊っていた。ここにも希望が広がる創造現場があった。子どもからお年寄りまで、今という一瞬を輝かせて生きる。生きるって楽しいね。
posted by ヨッシー at 10:04| Comment(0) | 劇団JAMBO